よみタイ

笑えて学べて一石二鳥!? 世界のことわざ、なるほど5選!

「よみタイ」の大人気連載「星野ルネのワンダフル・ワールド・ワード」。
カメルーン生まれ日本育ちの漫画家・星野ルネさんが、アフリカや日本、そして世界のさまざまな「ことわざ」について、自身のエピソード・想いをたっぷり込めて描く、笑えて学べるコミックエッセイです。
日本でもおなじみのものがあるかと思えば、意味がわかると仰天のことわざも…。ことわざが生まれた背景や、使われる状況にお国柄が表れるのも、読みどころのひとつとなっています。
今回は、これまでの連載の中から5つを厳選してご紹介します!

森で象に会う、のは日本では難しいかもしれない…。

森で象……?
しょっぱなから聞いたことのないことわざ登場!と驚くなかれ。
これは星野ルネさんのカメルーンにいる親戚の実体験から生まれたことわざなのです。
連載開始にあたり、短い言葉の組み合わせによってさまざまな知恵や教訓を内包させることのできる「ことわざ」の面白さを、実体験をもとに描いていただきました。
象だけでなく、クマ、カラス、などなど色々応用できそうですね!

連載第1回「森で象に会って、子確かめず」★写真クリックで連載ページへリンクします
連載第1回「森で象に会って、子確かめず」★写真クリックで連載ページへリンクします

ダンシング・ベアーが意味するものとは?

「ねえねえ! 向こうに●●●●がいる!」 
この●●●●に何が入れば今すぐ駆けていくのか、古今東西、老若男女で意見が分かれるところですね。
あなたは誰の名前を思い浮かべたでしょうか。
大昔のドイツでは、それがまさかの「クマ」だった!ということわざです。

連載第3回「タップダンスをするクマがパーティー会場にいるよ」★写真クリックで連載ページへリンクします
連載第3回「タップダンスをするクマがパーティー会場にいるよ」★写真クリックで連載ページへリンクします

カメルーン人の知られざるファッション事情!?

小さな親切運動的なロシアのことわざから、話題はカメルーンでの「シャツ問題」に広がります。
ルネ少年に迫る母の厳しいファッションチェック。
シャツのすそ出しは、世のお母さんたち共通のNGポイントなんでしょうか?
おじさんの顔柄のTシャツが欲しければ、ぜひカメルーンへ。

連載第9回「ミールごとに糸を持ち寄ったら裸の人にシャツを作ってあげられる」★写真クリックで連載ページへリンクします
連載第9回「ミールごとに糸を持ち寄ったら裸の人にシャツを作ってあげられる」★写真クリックで連載ページへリンクします

「仮定」を言っただけなのに刺されることも!

「口は災いの元」「沈黙は金」「雉も鳴かずば撃たれまい」…日本だけでも「オシャベリ、ヨクナイ」のことわざは数多くあります。
同じ意味のことわざでも、使われる単語や状況によってかなりイメージが変わるのが、「ワンダフル・ワールド・ワード」の読みどころのひとつ。
「沈黙は金」とマイルドに注意されるよりも、「ハエ入ってくるよ!」と言われたら、思わず口も閉じちゃいますね。

連載第16回「口を閉じていれば蠅すら入らない」★写真クリックで連載ページへリンクします
連載第16回「口を閉じていれば蠅すら入らない」★写真クリックで連載ページへリンクします

その行為、羊は嬉しくないかもよ?

ネット社会ではよく目にする、「●●すべきだ!」という発言。
相手のためを思っての行為でも、それが当人にとってはありがた迷惑なこともしばしば…。
誰かに「間違ってる!」「●●すべき!」と言いたくなったときは、シャボンで泡立った羊を思い出してみてください!

連載第19回「ヤギをいくら洗ったとしてもヤギのにおいはそのまま」★写真クリックで連載ページへリンクします
連載第19回「ヤギをいくら洗ったとしてもヤギのにおいはそのまま」★写真クリックで連載ページへリンクします

ことわざに秘められた世界事情、お楽しみいただけましたでしょうか。
連載では、今回取り上げたものの他にもさまざまな国のことわざをご紹介しています。
ぜひ、お気に入りのことわざを見つけてみてください!

連載目次はこちらからどうぞ!
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