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迷えるビジネスパーソン必読! 今年度こそ仕事ができる人になるための7つのルール

ルール3: 他人に頼る

MBさんはズバリ「『自分で全部やろう』と思う人ほど成功しません」と言い切ります。
でもMBさん自身、もともとは人付き合いが苦手なタイプで、以前は人に頼ることができなかったそうです。

しかしある時に気がつきます。
「独学でやる」という自分のこだわりと、「世の中に少しでも早く多く広げること」という目的と、一体どっちが大事なのだろうと。
無論そんなのは考えるまでもない後者が「目的」である以上、ここに勝るものなどありません。
独学でやるなどという自分のエゴは捨てて、応援してくれる他人にとにかく頼るようにしました。
大ヒットした最初の書籍も、今だに支持され続けている漫画「服を着るならこんなふうに」も、TV・ラジオの出演もあらゆる面で他人の力を借りて8年間やってきました。
もし私が「全部自分で」ということにこだわりすぎていたら、広まるスピードはもっと遅かったでしょう。

仕事の現場では「あの人にこんなこと頼んだら悪いかな」とか「忙しそう」と遠慮してしまうシチュエーションはよくありますよね。
でもそういう時って、相手に配慮しているようで、実は「嫌われたくない」とか「こんなこともできないのかと思われなくない」という自己保身の感情が働いているような気も。

「他人に頼る」ということに及び腰になってはいけません。
人は誰しも一人で生きているわけじゃない。
多くの人に頼り、多くの人の力を借り目的を達成すべきです。
受けた恩は後から倍にして返せばいいのですから。

目的達成にフォーカスして、助けが必要であればどんどん頼る!
仕事上手は頼み上手で、頼み上手はお返し上手でもあるわけですね。

*2019年11月4日配信「事業を広めるために必要な3つのこと〜『シンプルであること、繰り返すこと、他人を頼ること』」より

画像/写真AC
画像/写真AC

ルール4:「したい」を使わず「する」に変える

ここまで読んで、「そうだ! 死に物狂いの努力をしてみよう」とか「人に頼むアクションを起こしてみよう」と思っても、いざ行動にうつすのはなかなか難しいもの。
しみついた行動や思考のパターンを変えるために、今すぐにできて効果的な方法として、MBさんは「言葉の語尾を変えること」をすすめています。

例えば、MBさんもメルマガの中でできるだけ「〜思います」を使わずに言い切りの表現をすることを意識しているそうです。

だってファッションを「教える」立場の人が「思います」じゃ読者さんがかわいそうでしょう?
「こうだ!」と断言するから、背中を押せるわけです。
皆ファッションに迷い、困り、助けを求めてメルマガを読んでくれているのに「思います」じゃ、ちょっと失礼ですよね?
「これがおしゃれだと思います」じゃなくて「これがおしゃれです」と言ってあげるわけです。こうした言葉の選び方で、行動や結果は大きく変わります。

確かに、語尾が変わるだけで印象が全然違いますね。
さらに自分自身について話すときも、例えば「起業したいと思っている」ではなく「来年起業する」のように、言い切る表現を使うことで自ずと意識と行動は変わってくると、MBさん。

「する」と言ったとたん、行動は一種類に絞られます。
「〜したい」という願望から行動の表明になるので、「しない」という選択肢が採りにくくなるのです。
何故なら嘘つきになりますからね。自分の言葉に反する行動を採らねばならなくなるわけです。
「する」と言い続けて「しない」という選択肢は採りにくいのです。

仕事以外にも役立つ心がけですね。「痩せたい」ではなく「痩せる」とか。

*2019年5月28日配信「どうしても怠けてしまうあなたへ~潜在意識の操作方法」より

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