2021.1.10
浮気から戻った夫の罪悪感、断ち切れない毒母の鎖、6人家族の奮闘と絆…12月の人気コミックTOP5
前回は、竹内佐千子さんの「沼の中で不惑を迎えます。 ~輝くな! アラフォーおっかけレズビアン!~」がトップに輝きました。
果たして今回のランキングはどのようなラインナップとなるでしょうか!?
各連載のあらすじや読みどころもあわせてご紹介します。
(構成・文/よみタイ編集部)
【5位】親の家さえ出たら幸せになれると思ってた/「実家が放してくれません」(まきりえこ)
(あらすじ)
家族、親族、家系、そして親。
断ち切りがたいその関係性がもたらすものとは。
「毒親」「家問題」に深く切り込むコミックエッセイ。
体調不良で退職後、なかなか仕事が決まらなかった夫のエイトは、アサの出産を機に就職し、彼なりに奮闘する日々を送るものの転職を繰り返していた。
実家からのサポートもなかなかうまくはいかず、心から頼れる人のいないアサ。
そんな中、アサは第二子を妊娠。うれしさの反面、不安を覚えているようで……。
家族に対する複雑な感情をリアルに描いて話題の「実家が放してくれません」から、12月1日公開の第10話「親の家さえ出たら幸せになれると思ってた」が5位にランクイン。
この回では、第二子妊娠中のアサが、自分が母親から妹や弟と扱いの差をつけて育てられたことを思い返し、「公平な子育てとかわからない」「自分も子供に寂しい思いをさせてしまうかもしれない」と思い悩む様子が描かれました。
後半では、アサが無事に第二子・ももかを出産。しかし、そんな状況でも夫・エイトの職環境は落ち着かず、転職したばかりの職場でトラブルが。
家族4人となったエイトとアサ夫婦に平穏な日々は訪れるのでしょうか。
今後の展開がますます気になるところです。
本作の作者、まきりえこさんによる『オトナ女子の謎不調、ホントに更年期?』も発売中!
こちらは、まきさんが第二子妊活中に「早発閉経」を告げられてから、原因不明の体調不良に悩まされ続けた10年間を描いたコミックエッセイです。
まきさんが悩まされた不調のひとつが、抑うつ状態から「もうれつに死にたい」気持ちに襲われる、「希死念慮」でした。
うつに苦しんだ自身の経験を振り返って、まきさんから届いた特別書き下ろしメッセージはこちらから。