2023.5.6
作家10名が競演!Twitter文学アンソロジー『本当に欲しかったものは、もう』の表題作を試し読み! 4月の月間ランキングTOP5
前回は、稲田さんのエッセイ連載「異国の味」が1位に輝きました。
今回のランキングのゆくえは……?
各連載のあらすじや、読みどころもあわせてご紹介します!
(構成・文/よみタイ編集部)
【5位】W新刊記念対談】武田砂鉄×堀井美香 あなたの「普通」と私の「普通」が違う場所で語り合うこと
ライターの武田砂鉄さんが、父ではない立場から、子育てや家族について考えた『父ではありませんが 第三者として考える』。フリーアナウンサーの堀井美香さんが、27年間勤めたTBSを退社し、フリーとなった経緯を綴った『一旦、退社。50歳からの独立日記』。
どちらも発売から即重版となった話題作です。
TBSラジオでの共演などで親交のあるお二人が、お互いの新刊刊行を記念し、3月9日に青山ブックセンターでトークイベントを開催。
対談の模様をテキスト化し、ダイジェストでまとめた記事が、「【W新刊記念対談】武田砂鉄×堀井美香 あなたの「普通」と私の「普通」が違う場所で語り合うこと」(4月21日配信)です。
息の合ったやりとりの合間に、
この本の中で、鍵かっこ付きの「普通」っていう言葉を使って、「普通の結婚とは」とか、「普通、結婚して子どもを産むものだよね」みたいな圧に対する疑いを書いてはいるんですけど、「普通とされる形」を根こそぎ削りたいわけではありません。それが弾かれるようであってはいけないとは思っています。
など、示唆に富む言葉の数々が。
堀井さんからは
ここ、青山ブックセンターとかにいらっしゃってる方みんな、きっとわかってらっしゃるじゃないですか、砂鉄さんが本で書かれようとしてることが。青山ブックセンターじゃないところでトークショーしたほうがいいと思います。秋田でやったほうが。
との指摘も飛び出しました。
ぜひ書籍とあわせて、お二人の対談もお楽しみください!