2023.3.4
日本人が「フランス料理」に求めているものはなんなのか。博識の料理人・稲田俊輔さんの見解は? 2月の月間ランキングTOP5
【2位】ワールドカップサッカーで再認識した「頭脳」や「権力」をしのぐ力とは 第7回 『ドラえもん』が表す子供社会格差/ 「消費される階級」(酒井順子)
書籍『うまれることば、しぬことば』では、陰キャ、根暗、映え、生きづらさ、「気づき」をもらった……など、言葉にまつわるモヤモヤに迫り、ポリコレ時代の日本語論を展開して話題を呼んだ、酒井順子さん。
「消費される階級」は、私たちの生活のあちこちに潜む階級を掘り起こしていく連載です。
「第7回 『ドラえもん』が表す子供社会格差」(1月6日配信)は、1月配信の記事ですが、2月のランキング2位に登場。
ランキング急浮上の背景には、Twitter文学の作家として注目を集める麻布競馬場さんのツイートの影響がありました。
「ドラえもんにおいてなぜ『ハカセ』的キャラである出来杉くんが中途半端な取り扱いになったのか そしてジャイアンまたはジャイアン的な子供がその後どんなキツい人生を辿るのかに関する超怖い分析記事を読んでる」
「淡々と書かれてるけど相当残酷な事実が書かれてる タワマン文学の比ではない たぶん今年のベスト何位かの文章…」(麻布競馬場さん@63citiesのツイートより)
2月3日に麻布競馬場さんがこのようなツイートで本連載を絶賛されたことで、本連載へのアクセスが集中。
Twitter界隈での盛り上がりを受けて、あらためて連載を読み直す人も多かったようです。
麻布競馬場さんは、本連載の「第6回 東大信奉と低学歴信仰」についても、「前読んだけどこっちも相当エグい」とツイート。
中流階級の悲しみや虚無を描いて大バズり中の麻布競馬場さんが注目する連載「消費される階級」。
最新回「第9回 現代の隠遁者たちの見えない本音」も好評配信中です。