2021.10.28
【読書週間】女性作家のみずみずしい感性に心洗われる「何度も読み直したいエッセイ」3冊
10月27日から11月9日の2週間は「読書週間」です。
「よみタイ」では、この秋の読書週間に読みたい本を、3回連続特集でご紹介しています(第1回はこちら)。
第2回目となる今回のテーマは「何度も読み直したい女性エッセイ」です。女性作家たちのみずみずしい感性で綴られるエッセイ3冊。秋の夜長、ゆったりとした自分だけの時間を過ごすお供にぴったりの作品たちです。
(構成・文/よみタイ編集部)
「よみタイ」では、この秋の読書週間に読みたい本を、3回連続特集でご紹介しています(第1回はこちら)。
第2回目となる今回のテーマは「何度も読み直したい女性エッセイ」です。女性作家たちのみずみずしい感性で綴られるエッセイ3冊。秋の夜長、ゆったりとした自分だけの時間を過ごすお供にぴったりの作品たちです。
(構成・文/よみタイ編集部)
読むだけで心が整うような文章がしみる
最初にご紹介するのは今年10月5日発売されたばかりの書籍『土を編む日々』。
著者は、Twitter「きょうの140字ごはん」がフォロワー数12万人を誇る人気料理家の寿木けいさんです。
文筆家としても知られる著者の待望の新刊は、季節をめぐるエッセイと春夏秋冬の野菜料理レシピでまとめられたもの。
寿木さんといえば、レシピはシンプルで時に大胆だけれど、味は繊細でしみじみと体に染み渡るような料理が人気ですが、それは文章も同じです。
レシピや食材にまつわる思いが綴られるエッセイは、繊細さのなかに温かみやユーモアを感じられる言葉たちが並び、何度読んでもホッとします。
寿木さんの野菜料理を味わう時のように、読むだけでしみじみと心が整うようなエッセイです。