よみタイ

読書週間が始まって75年。今すぐ読みたい「大人の社会勉強」ができるオススメ3冊

10月27日は「文字・活字文化の日」。そして10月27日から11月9日の2週間は「読書週間」です。
第1回読書週間が開催されたのは、終戦まもない1947年(昭和22)年のこと。「読書の力によって、平和な文化国家を創ろう」という志のもと、出版社、図書館、取次、書店、報道などが一丸となって読書週間実行委員会を結成し、読書推進運動を展開したことが始まりでした。

そして今年の読書週間は75回目。
「よみタイ」では、この秋の読書週間に読みたい本を、3回連続特集でご紹介します。
第1回目となる今回のテーマは「大人の社会勉強」。読むと社会の仕組みや裏側が見えてくる、そんなノンフィクション作品3冊です。

(構成・文/よみタイ編集部)

人類史上稀なコロナ禍の選挙をふりかえる

『コロナ時代の選挙漫遊記』は、「面白くてタメになり、絶対投票したくなる」選挙エッセイ。
著者は、選挙取材歴20年以上、『黙殺 報じられない“無頼系独立候補”たちの戦い』で第15回開高健ノンフィクション賞を受賞した、畠山理仁さんです。

本書は、2020年3月の熊本県知事選挙から2021年8月の横浜市長選挙まで、新型コロナウイルス禍に行われた全国15選挙の現地ルポをまとめた1冊。
「エア・ハイタッチ」「NHKが出口調査をしない」「幻の選挙カー」など、コロナ禍だから生まれた選挙ワードも登場し、人類史上希な時代の空気感や危機感を、選挙を通してあらためて感じることができます。

さらに、「選挙モンスター河村たかし」「スーパークレイジー君」「ふたりの田中けん」など、多彩な候補者たちが次々と登場。個性的豊かな候補者とその支援者たちを丹念に取材し、その人間ドラマがあぶり出されているところも本書の醍醐味です。
著者を含めて選挙に人生をかける人々の喜怒哀楽を通して、投票率や得票数を追うだけではわからなかった、選挙の面白さ、そして選挙で投票に行くべき理由が見えてきます。

読むと選挙には無関心でいられなくなる、アツい1冊。
衆院選を間近に控えるまさに今、ぜひ読んでおきたい選挙ドキュメントです。

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