2023.5.8
話題のTwitter文学「ベストセラー作家になった妹へ」を完全コミカライズ! 週間ランキングTOP5【4月30日~5月6日】
前回は、週末北欧部chikaさんの「フィンランド くらしのレッスン」が1位となりました。
今回のランキングはどのようなラインナップとなるでしょうか。
各連載のあらすじや、読みどころもあわせてご紹介します!
(構成・文/よみタイ編集部)
【5位】すべてが村上春樹に還る――新刊『街とその不確かな壁』を手がかりに、ヒット作が共有する「時代の空気」を考える/「感想迷子のための映画入門」(伊藤弘了)
「感想迷子のための映画入門」は、『仕事と人生に効く 教養としての映画』の著者・映画研究者の伊藤弘了さんによる、映画の見方がわかる連載エッセイです。
映画を観るのは好きだけれど、その感想を、どう表現すればいいのかわからない。「面白かった」以上の言葉が出てこない。そんな人も多いのではないでしょうか。
そこで本連載では、毎回1つの映画作品をピックアップ。
ストーリーを追うだけでは見逃しがちな細部に注目して、作品に込められたメッセージを読み解いていきます。
「すべてが村上春樹に還る――新刊『街とその不確かな壁』を手がかりに、ヒット作が共有する「時代の空気」を考える」(4月29日配信)が、連休中にアクセスを集め、週間ランキング5位に登場です。
この回では、4月13日に発売された村上春樹さんの長編小説『街とその不確かな壁』(新潮社)に着目しています。
村上春樹の場合は、繰り返される「孤独」のテーマが世界中の人々の共感を集めたことが指摘できる。「孤独」ゆえに多くの人々の心を捉えるというのは逆説的なようだが、同じ経験をしている人がたくさんいるからといって個々人の孤独感が癒やされるわけではない。
と指摘する著者。
話題の新刊をひもときながら、「村上春樹」的なエッセンスが、映画においてもさまざまなヒット作に見られることについて考えていきます。