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ハルマゲドンで破談に!? 娘の結納式で父が「結婚している場合じゃない」と言い出した理由「週間ランキングTOP5【3月12日~3月18日】

【3位】猫沢家は毎日が世紀末! 第12回 地獄のヴィザ更新から持ち上がる結婚話〜父のハルマゲドン事件 /「猫沢家の一族」(猫沢エミ)

ミュージシャンで文筆家の猫沢エミさんによる連載「猫沢家の一族」。
著者の猫沢さんは2002年にフランスに渡り、2007年までパリに住んだのち帰国。
そして、2022年2月14日、2匹の猫と共に再び渡仏し、16年ぶり、2度目となる、パリでの生活をスタートしました。
本連載は、フランスと日本を結んで描くエッセイ連載。
遠く離れたからこそ見える日本のこと、故郷の福島のこと、そして数々の家族の逸話について綴られます。

イラストレーション:北村人
イラストレーション:北村人

「第12回 地獄のヴィザ更新から持ち上がる結婚話〜父のハルマゲドン事件」(3月16日配信)は、四半世紀前の猫沢家で巻き起こった結納騒動について。

今から25年前、29歳だった著者は、当時付き合っていた男性と結婚することに。
彼の父親はガンが再発し、闘病中の身。
それにもかかわらず「お嫁さんを迎えるのだから、こちらからご挨拶に行くのが筋だ」と、猫沢家のある福島県白河市で結納式を行うことが決定。

ところが、いよいよ迎えた結納当日、著者の父は、
「ひとつ、大きな問題がありましてな。来年は1999年。つまり、ノストラダムスの大予言によるところのハルマゲドンが起きる年なんです。空から恐怖の大王が降りて来ちゃ、結婚などしている場合ではないのですよ!」
などと言い出して……。

エキセントリックな猫沢家の言動は、娘の結納式だろうがどこだろうが、お構いなし。
今後はどんな強烈なエピソードが披露されるのでしょうか。
お楽しみに!

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