2021.9.13
推しにたくさん幸せをもらったから、推しにも幸せになってほしい ——森三中・黒沢かずこさんインタビュー
今はファンにとっての「充電期間」
――東方神起の他に何かハマっているものはありますか?
ハマっているというほどでもないですが、最近は、あらためて芸人さんの漫才とかコントを見ています。実は今まで賞レースもあまりチェックしていなかったのですが、過去のM-1を見直したりとか。
あと、20年ぶりくらいにラジオも熱心に聞くようになりました。今、特に好きなのは、小藪さんと笑い飯さんの「土020」(MBSラジオ)です。他には東野幸治さんとかナイナイさんのラジオを聞いて、吉本の情報を入手しています。私のところには会社の情報が全然回ってこないので、芸人さんとかうちの会長(編集部注:吉本興業の大崎洋会長)が出ているラジオやヤフーニュースで、「あ、うちの会社って今こうなっているんだ」と情報収集しています。
――お笑いを改めて勉強中ということなんですね。現在は以前ほど推し活にのめりこんでいるわけではないのでしょうか。
冷めてしまったわけではなく、お休み中という感じです。コロナ禍でライブも行けなくなってしまいましたし、韓国にも行けませんから。
寂しい気持ちもありますが、ファンのみなさんにとっても、貯金をするいい機会ではないでしょうか(笑)。
大人になるとなかなか新しい友達ってできないものですが、私には東方神起を通して仲良くなった業界の友達が何人かいて、ライブなどに行けない今も、そういうファン友達と連絡を取り合ったりはしているんです。「韓国のネットにこういう情報が出ていたよ」とか。
活発な活動ができない今は、推し活の充電期間だと思っています。コロナとか、いろいろなことを乗り越えて、経験値を重ねた東方神起のユノとチャンミンのどんな姿が見られるのか……。さらに魅力的になったお二人を見るのが今からすごく楽しみなんです。
――何があっても見守り続けたい……ファンの鏡ですね!
東方神起には本当に助けられましたから。「ありがたい」という気持ちでいっぱいです。
●第2回 推しにたくさん幸せをもらったから、推しにも幸せになってほしい ——森三中・黒沢かずこさんインタビュー
●第3回 だれがなんと言おうと、わたしたちのおしゃべりには価値がある——少年アヤさんが読む『沼の中で不惑を迎えます。』
●第4回 何でもないような事は幸せだったのか——武田砂鉄さんが読む『沼の中で不惑を迎えます。』
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