2023.1.9
文壇バーの店番を始めた風俗ライターが振り返る「2022年ゴールデン街事件簿」。「よみタイ」週間ランキングTOP5【1月1日~1月7日】
【3位】元妻が子どもと会わせてくれない理由とは 第6話 ふたりの距離/ 「今朝もあの子の夢を見た」(野原広子)
野原広子さんが離婚後の家族を描いた漫画「今朝もあの子の夢を見た」。
親権を持たず、娘に会うことができない父親の心情にフォーカスしたストーリーが、web連載中から大きな反響を呼びました。
主人公の山本タカシは、バツイチ、一人暮らしの42歳。
コーヒーを淹れ、朝食をとり、洗濯をして、勤務先のスーパーへ。
そんないつもと変わらない日々のなか、新しく職場に加わった女性スタッフの鈴木真美と親しくなったタカシは彼女に、離婚後娘に会えていないことを打ち明けます。
真美のサポートもあり、娘・さくらの通う学校を突き止めたタカシ。
10年ぶりの再会を果たしたものの、高校を卒業した娘の行方は再びわからなくなってしまい……。
「第6話 ふたりの距離」(4月9日配信)は、タカシと真美の距離が徐々に縮まり、真美が離婚したタカシの家庭事情に踏み込む回。
なぜ子どもと会えないのかと問う真美に対して、タカシからは「…娘は誘拐されたんだ。元妻に」と、衝撃の言葉が飛び出します。
web連載は2022年10月に幕を閉じ、書き下ろしの結末を加えた単行本が発売中です。
そして、著者の野原さんが本作への思いや制作の秘話を明かしたインタビュー特集も公開中ですので、ぜひ単行本とあわせてお読みください。