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金内柊真「負けの烙印だけは押されたくない~新世代の逆襲」

他人から見て達成できるように見えるかがカギ〜目標設定はどう立てるべきか

小さな目標とは「他人から出来そうに見えること」

とはいえ、小さなゴールは、あまりに小さすぎても達成感がなくてダメだけれど、逆に大きすぎるとなかなか到達できなくてモチベーションを保つのがむずかしい。

じゃあどうやってちょうどいい目標を探すか。

それは「自分ができないことで、人から出来そうだと思われそうなことを探す」のが手っ取り早いです。
第三者視点で、考えること。つまり、調子に乗らないってことかな(笑)。

例えば、今メジャーデビューしているバンドマン。
バンドを組みたてのとき、「メジャーデビューする!」といきなり宣言したら、おそらく「現実が見えていない」と周りから言われていたと思います。

でも、いざメジャーデビュー直前になる頃には自分たちも周りの人も「きっとできるな」と確信できていたはず。
そこまでたどり着けたのは、「ノルマのチケットを売る」「地元のライブハウスをいっぱいにする」というような、頑張れば達成できると自分も周囲も思えるような通過点にゴールし続けてきた結果だと思います。

方向転換が容易なのも積み重ね型の利点

そうは言っても「この方向であっているのかな?」という不安はあります。

「あのとき、こういう努力をしておけば今もっと夢に近づいていたのにな」と思うようなことが僕にもあります。でも、短距離走型だったら、そのことに早めに気づいて方向を修正できるんです。

今の僕の小さな目標は、「4月にスタイリストデビューすること」です。
その後のことはなんとなくしか考えていません。

小さくゴールする度に、次の目標を考えることにしているから。
だって、達成してみないとわからないことっていっぱいあるじゃないですか。

ひとつゴールする度に「じゃあ次はどうしたらいいかな?」と考える時間が取れる。
もしそこで「方向が違ったな」って気づいたとしても、ゴールが小刻みだから、走った距離としてはそれほど損はしていない。
「気づくってことは成長したんだな」とポジティブにとらえられるくらいの損ですよね。

現実的にねらえるところはどこかを見極めて、近めのゴールを設定する。
ゴールする度に、自分の方向を確かめる。
小さな目標までの短距離走を重ねていって、大きな夢の手前まで詰める。

そうすれば、短距離走だけでゴールできる。
変に不安になることも、モチベーションが下がることもなく、ずっと全力でがんばれる。

僕の夢への向かい方は、だいたいこんな感じです。

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金内柊真

かねうち・とうま●1996年大阪府出身。東京総合美容専門学校卒業後、
2017年よりヘアサロン「ALBUM」に入社し、現在は新宿店勤務。Twitterから発信する熱いつぶやきが多くの共感を集め、2018年8月に初の著書「才能が無ければその分努力すればいい」を刊行。2018年10月現在、Twitterでは約13万、Instagramでも約8万のフォロワーを持つ。

Twitter●https://twitter.com/Kaneuchi_Toma
Instagram●https://www.instagram.com/Kaneuchi_Toma/

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