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金内柊真「負けの烙印だけは押されたくない~新世代の逆襲」
「ゆとりだからとか若いからとか、そんな通り一遍な理由で負けの烙印だけは押されたくない」――有名になりたいと公言し、夢を叶えるためにがむしゃらに突き進む22歳・美容師・金内柊真。世代を超えて届けたい、熱すぎるメッセージがここに。

その欠点、その苦手、克服するより許されるほうが楽なのでは?

ずーっと「頑張ること」を推していますが、それだけですべてが上手くいくなんてことは、多分ないです。

努力した分すべてが結果に出るわけじゃない。
もちろん頑張らないと結果は出ませんが、「あんなにやったのになんで出来ないんだろう」ってことなんて、普通にあります。
そういうときは、一度考えてみるようにしています。

この苦手、本当に克服する必要はあるのか?って。

考えるべきは「どうやったら苦手に注目されないか」

僕は、「これはもう自分には向いていないのかもしれない」と思うことが出てきたら、他にできることを使って、なんとかします。
「何ができればその苦手がバレないか」を考えるんです。

例えば接客中、どうしてもあのお客さまからは話を引き出せない…というとき。
どう工夫しても、会話のキャッチボールで場を盛り上げることが出来ないというとき。

その場合は、もういさぎよく諦める!

会話のキャッチボールは捨てて、自分の話をするようにします。
喋ること自体は得意なので、余裕です。

でも、「ただひたすら自分のことだけをしゃべって去っていった美容師アシスタント」になると、「あの店員、自分語りが好きなのかな?」と誤解されてしまう可能性が高い。
なのでシャンプーのお湯加減だったり、お会計の対応だったり、トーク以外のところで「店員としての気遣い」があるところもきちんと見せるようにする。
自分勝手に話していたのではなく、接客として話していたんだなと思ってもらうために。

これでお客さまに満足してもらえれば、「どうしても話を引き出せなかった」ということは、バレませんよね(笑)。

苦手を苦手だと悟らせない、目を向けさせない。
苦手であることが許される状況を作る。

これは、接客だけでなく、技術的なことでもそうです。

仮にカラーが得意でパーマが苦手だったとします。
その場合、「パーマの技術をカラーと同じところまで引き上げよう」より「カラーが誰よりも得意な美容師になろう」という努力のほうが、僕は好きです。

もちろん苦手な事を人並み程度に出来るようにはしないと絶対だめですし、すべてのことが出来るようになりたいとは思っています。克服できることはもちろんしたいし、します。そのために頑張るのも好きです。

すべてのことが得意になって、完璧超人になりたいという思いも強いです。
でも、それはあくまで理想。

人には向き不向きがあるので無理しすぎることは良くないですし、自分の不得意を自分自身で認める事は決して逃げではないと僕は思います。

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金内柊真

かねうち・とうま●1996年大阪府出身。東京総合美容専門学校卒業後、
2017年よりヘアサロン「ALBUM」に入社し、現在は新宿店勤務。Twitterから発信する熱いつぶやきが多くの共感を集め、2018年8月に初の著書「才能が無ければその分努力すればいい」を刊行。2018年10月現在、Twitterでは約13万、Instagramでも約8万のフォロワーを持つ。

Twitter●https://twitter.com/Kaneuchi_Toma
Instagram●https://www.instagram.com/Kaneuchi_Toma/

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