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小池克臣「No Meat,No Life.を生きる男の肉だらけの日々 肉バカ日誌」

肉バカが1年間食べまくって選んだ、焼肉以外の☆肉料理店7選【焼ニシュラン2018(番外編)】その3

2018年の1年間焼き歩いた集大成を【焼ニシュラン2018】その1その2その3として公開した肉バカ・小池氏。紹介したが、日々最高の牛肉を求めて食べまくる中には、当然焼肉以外のメニューも含まれている。ステーキや肉割烹など、垂涎モノの三ツ星肉料理店を、番外編として一挙公開! 

過去6回にわたって公開してきた【焼ニシュラン2018】と【焼ニシュラン2018(番外編)】も遂にこれにて完結。

焼ニシュラン2018(番外編)その1その2は全体的に敷居の高そうなお店が多く感じたかもしれないが、今回の☆肉料理店では、庶民的でリーズナブルなお店もランクインしている。

決して高いから美味しいというわけではないこと、そして、それぞれの牛肉にあった食べ方があり、それを追求したお店の素晴らしさがあるということを感じてほしい。
このラインナップを制覇する完走者が増えることで、巷にいまよりもっともっと肉バカが溢れることを祈っている。

【三田牛がリーズナブルに食べられる】☆[グルマンディーズ]

西麻布の交差点から徒歩3分ほどだろうか。
10人も入れば満席になってしまうような小さなお店だが、肉好きはもちろん、そうじゃない方でも大満足してしまうような名店が存在する。

店主が1人で全てをこなすので、料理はゆっくりと出てくるが、そのリズムがむしろ心地良く感じるほどのホスピタリティに満ちている。

白子のフリットや海老のパスタといった肉以外のメニューもしっかりとしたクオリティ。
だが、肉好きが反応してしまうのはやはり、三田牛を使ったカルパッチョやステーキ。
部位は日によって違うようだが、肉バカが訪れた日はリブロース、ハラミ、モモの盛り合わせが並んだ。
それぞれの部位の特徴をよりくっきりと出すような力強い火入れで、表面をカリッと仕上げた焼き加減も抜群。

肉の旨味が噛むほどに広がる。

これだけ貴重な三田牛にこだわっていたり、牛肉以外のメニューがここまでハイクオリティなのにもかかわらず、驚くほどリーズナブルなお会計。
誰を誘っても大満足してもらえるであろう秘密の空間だ。

【リーズナブルなランチでも仲居さんが丁寧に焼いてくれる】☆[岡半 ホテルニューオータニ店]

肉バカが東京で好きなすき焼き屋のベスト3に入るのが「岡半」
田村牛をはじめとする厳選した黒毛和牛でもてなしてくれる。

当然ディナーはそれなりの価格設定なのだが、ランチならばリーズナブルに高級店の味を楽しむことが出来る。

ランチと言えども肉質に抜かりはない。

卵に絡めた牛肉からは上品な甘さとしっかりとしたコクが放たれる。
何より、ランチにもかかわらず、仲居さんが付いて全て焼いてくれるのだ。

最初は牛肉だけ。
これで肉本来の味を楽しむ。

2枚目は野菜と一緒に焼くことで、牛肉が野菜の甘みをまとって、グラデーションのある奥深い味わいに変化する。
1枚1枚丁寧に牛肉を焼いてくれる仲居さんを見ていると、採算が取れているのか不安になるが、これこそが老舗のこだわりであり意地なのかもしれない。

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小池克臣

こいけ・かつおみ●1976年、神奈川県横浜の魚屋の長男として生まれたが、家業を継がずに肉を焼く日々。焼肉を中心にステーキやすき焼きといった牛肉料理全般を愛し、さらには和牛そのものの生産過程、加工、熟成まで踏み込んだ研究を続ける肉の求道者。著書に『No Meat,No Life.を実践する男が語る和牛の至福 肉バカ。』がある。
公式ブログ「No Meat, No Life.」→ http://d.hatena.ne.jp/BMS12/

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