2020.4.28
【3日連続スペシャル第3日め】妻子を養わなければならない自分が好きなことを始めてもいいのだろうか~MBお悩み相談その8
外出もままならない今、まさにお悩みも内に抱えてしまって、冴えない気分の人も多いのでは?
今回のスペシャル版でお届けした3つのお悩み相談は、いずれも人生に不安や迷いを抱えている人たちのもの。
少しでも参考になり、一歩踏み出すきっかけになれば幸いです。
最後3日めの今回は、妻子を養っていかねばならないのに、好きなことに気づいてしまったた‥‥でもそれを仕事にするには収入面であまりにも不安が‥‥家族とやりたい仕事の間で揺れる方のお悩みにMBさんがアンサーします。
35歳にもなって好きなことに気がつきました。下積みから始めるべきでしょうか?
私は、35歳男性で妻と1歳の子どもがいます。
現在の職業は風俗関連の仕事をしており、年収は500万から700万円くらいです。
諸事情あって、長期に渡って勤めることができない職場です。
おそらくはもう3年以内には退くことが決まっています。
グレーな仕事ではありますので、マネジメント側になるという選択肢は元よりありません。
以上が僕の現在の立場です。
MBさんの動画を真剣に視聴して以前よりも、自分の本当に好きなことに気がついたつもりでいます。
その結果、僕は昔から絵が好きで絵を描くことに喜びを感じてきたことに気がつきました。
20代前半から後半の頃に刑務所に居た時期もありましたが、その時もよく絵を描いていました。
昔から特にTATOOデザインに興味があります。
それ以外には興味がないというのではなく、普通のイラストや漫画なども昔から好きでした。
車に装飾を施すピンストライプなども好きですが、車カルチャーには興味がないので、それよりもタトゥーアーティストに憧れるのです。
イラストレーターや漫画家にも憧れるのですが、少しだけタトゥーのカルチャーに心が惹かれるのです。
今日に至るまで僕の身体にタトゥーはありません。
若い時は入れたいと思っていた時期もありましたが、先々の事を考え、実際には行動に移しませんでした。
35歳になった今、この先の人生についてある程度は見通しはついたように思います。悲観的なニュアンスですが。
なので、タトゥーを入れることについての迷いはありません。
妻と子どもに金銭的に不自由な生活をさせたくないのが、最低限の僕の望みです。
これまでの人生は本当に好きなことについて考えたこともなく、仕事とは嫌なことを我慢してお金をもらうものと考えていました。
だから、仕事を選ぶ時にはとにかく給料や単価が良くて、なるべく僕にもできるような楽な仕事を探してきました。
だから、今やりたいと思えることについての技能や経験、経歴は一切ありません。
ここから先、僕が始められる仕事は、おそらくは何かしらの作業員、工員、介護職員、などの好きでもなく低賃金の仕事です。
仕事があるだけマシという考え方もあるかもしれません。
それをせずに好きなことを選ぶのであれば、無給かそれに近い条件で下積みの時期を何年続けたらいいかすら分からない状況になるであろうと考えます。
場合によってはお金を払って学ぶ場合もあるかと考えます。
僕が独り身で若い時であれば、挑戦したと思います。
しかし、今は未経験の分野に挑戦するほど若くありませんし、守るべき家族があります。
正直に言うと、黙って自分のできることをやれる範囲で我慢して生きるしかないのだろう、その範囲で自分なりの幸せを感じるのが分相応な生き方なのだろうと諦めてしまう自分がいます。
このような状況で、好きなことでお金を稼ぎたいという欲を絡めずにつき詰めたいと考えたとき、どのような生き方があるでしょうか?
もしくは方法論的に家族を養いつつも自分の好きなことを追求することができるでしょうか?
アドバイスいただけると幸いです。
(匿名)