2020.4.26
【3日連続スペシャル第1日め】独立を目指して活動・努力していますが、それを続けることにすでに不安を感じています~MBお悩み相談その6
MBの回答
※動画での回答は最終ページをご覧ください!
ご相談、ありがとうございます。
まず、ご質問に対してですが、私にももちろん不安はありました。
独立前、サラリーマン時代の最後の1年間ではすでにMBとしてブログを書き始めていましたが「これが本当に仕事になるだろうか」という不安はいつもありました。
これは私じゃなくても、ショウタさんじゃなくても、こうした特殊な働き方をされる方は共通で経験することではないでしょうか。
でも私は、「不安があるから」と動かなくなったら終わりだ、ということもその時知っていました。
人間は不安になると動きにくくなる生き物
哲学者アランの「幸福論」をご存知でしょうか。
人間は他の生物と異なり、未来を想像することで不幸を感じられる生き物だとアランは語っています。
今この瞬間何も困ったことは起きていないのに「未来がこうなるかもしれない」と不安感がよぎり、ただそれだけで不幸になれるのが人間です。
そして不安を感じると、人間は動きにくくなることもまた立証されています。
実は人間のIQ(知能指数)は感情で変化します。
不安や恐怖を感じると人のIQは下がります。
恐怖を感じると論理的な行動や判断ができなくなる‥‥
「そっちいくとゾンビがいるのにー!」みたいな非論理的な行動って、ホラー映画でよくあるじゃないですか?
あれ、事実なんですよ。
普段我々は、感情を司る「大脳辺縁系」と、思考や論理や記憶を司る「前頭前野」を使って論理的な判断を下しているわけですが‥‥不安や恐怖で感情を司る「大脳辺縁系」が活発になると「前頭前野」の機能が下がり、IQが落ちると言われています。
そしてアランでも現代脳科学においても、不安の解消は極めて簡単、「動くこと」です。
なにか体を動かす、思考を働かせることにより不安は解消されます。
まあ、当たり前ですね。
体を動かすことは「前向き」なんて表現される通り、運動が人間の感情をポジティブにすることは常識です。
また、思考を働かせるのは「前頭前野」に刺激を与えて活動を活発にさせるわけですから、大脳辺縁系の機能を抑えることに繋がるわけ。
だから私は不安だからこそ、めちゃくちゃ動きました。