2020.7.6
「旅」はいわば「脳」のトレーニングである〜コロナが落ち着いたら一人海外旅行に行こう
そして旅をすることのもう一つの意義は「多様な考え方に触れられること」です。
初めて一人でタイに行った際、道で寝てる人が多いのに驚きました。バーでは皆深く物事を捉えずニコニコとお酒を飲み誰にでも優しく話しかけてくれます。暖かい気候で食べるものが豊富で、気張らずとも生きていけるからこそ、彼らはどこか余裕に溢れていて精神的な豊かさを持っています。
身を粉にして必死に働くことが悪いとは思いませんが、日本人ももっと多様な生き方をしていいんじゃないでしょうか。
「辛いことも仕事だからと我慢する」
「死にたくなるような辛い人間関係でも我慢する」
「出社しようとすると具合が悪くなる」
そんな想いまでして働いて人生を幸せにできるのかな、とも思います。
もちろん楽しいことのために辛いことをクリアするタームはあって然るべきだと思いますが、今の日本、あまりにも誰もが不満と閉塞感を抱えすぎてはいないでしょうか。
海外に行くと実に多様な考え方に触れることができます。
狭い日本というコミュニティの中の正解が、世界のある側面では不正解であることにも気がつけます。
私は常日頃から書籍や各種媒体、以前の連載でも「多面的思考」を説いていますが、そのルーツは海外旅行にあったりもするのです。
旅は優しく教えてくれる
「旅は人を成長させる」なんてよく言いますが、私はそれを身に染みて感じています。
私たちが抱えている悩みなんて実はちっぽけで実は些細なことかもしれません。
もっと自由でもっと精神的に豊かにもっと視点を広げて生きてもいいのではないでしょうか。
それを旅は優しく教えてくれます。
こんなご時世に海外旅行の話をするのもどうかと思いますが‥‥本当におすすめです。
この闇が明けてきたら、ぜひソロ海外旅行、試してみてください。
人生が少しだけ好転していくような感覚が理解できると思いますよ。