2020.7.6
「旅」はいわば「脳」のトレーニングである〜コロナが落ち着いたら一人海外旅行に行こう
そこから脱却するために彼はこんな旅をするのです……
こんなご時世ですが、私は海外旅行が大好きです。
無論このコロナ禍の中では自粛しておりますが、昨年などは毎月必ず行っていたほど海外旅行が大好き。
それも毎回ほとんど単独のソロ旅でした。
アジア、ヨーロッパ、アメリカ……
都市部からリゾート、遺跡まで……
様々な場所に一人旅してきました。
泊まった場所も、食べた食事も、どれも思い出に残ってる魅力的なものばかりですが……何よりも私が旅を繰り返す理由は「ルーティンからの脱却」です。
人間とはエネルギー消費を嫌い、ルーティン化しやすい生物
どんなにクリエイティブな仕事でも年数が経つほどにルーティン化されていくものです。
新入社員時代にはあれほど緊張していたはずなのに、半年も経てばあくびをしながら会社の扉を開けることになります。足跡を残してやろうとあれほど意気込んだ会議が、今では居眠りしながら参加することになっているでしょう。
当たり前ですが、人間はじめ多くの動物は「エネルギー消費」を嫌います。
生き残るためにはエネルギー残量がなければいけない。
だから我々は動くことを嫌うし、無駄なエネルギー消費を避ける傾向になります。
そして運動のみならず、思考もカロリー消費を伴う活動です。
新入社員時代のようにいつまでも研ぎ澄ませた行動や思考をしていたら疲れてしまうでしょう、だからこそ我々はルーティンで日々を「なんとなくこなす」ことを選んでしまうのです。
そしてルーティンで慣れてしまえば創造性は失われます。
細やかなことに気がつけなくなり、新しい行動を起こす発想力がなくなります。
「なんとなく」が続いた結果どうなるか……成果に鈍感になり、向上心は失われ、ただ過ぎゆく日々をなんとなくこなすことに終始してはいないでしょうか。
もちろんそうした漫然とした生き方も一つの選択肢ではあると思います。
しかしながら私はたった一度の人生において、より充実した時間を生き、そして人生の中でより多くの足跡を残したいと思っています。
だからこそ「ルーティンを断ち切ること」を意識的にいくつか行っています。