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栗原登志恵「スタイリスト栗原登志恵のイタリア時間  服も暮らしもシンプルシック・ベースがいい」
ミラノとアッシジ。
スタイリストの栗原登志恵さんが、2つの町を拠点にイタリアに暮らして約15年。
夫、アメリカン秋田犬のクマちゃん(3歳♀)とともに、
都会と田舎、それぞれの生活を楽しんでいます。
イタリアでの日々を通して提案する、心地よい暮らしとは――。
日本に住んでいても、簡単に取り入れられるヒントの宝庫です。

真夏のはじめにカラフルなリネンシャツ

朝晩涼しく過ごしやすい7月のイタリア。
日中30度を越える暑い夏が始まりました。
一面黄色のひまわり畑では、満面の笑顔をひまわりが太陽に向けているみたいです。
教会の鐘の音がかき消されそうな蝉の合唱が、日々聞こえてきます。

アッシジ近郊のひまわり畑
アッシジ近郊のひまわり畑
アッシジ市内の夜の教会で
アッシジ市内の夜の教会で

去年の春、イタリア全土でのロックダウンの初日に日本からイタリアへ移動し、初めての隔離生活が始まりました。コロナ禍の不安な気持ちを反映してか、気が付くと黒いお洋服ばかり着ていました。
家族の一員のアメリカン秋田犬のクマの抜け毛が気になり始めてブルーのオックスフォードのシャツに久しぶりに袖を通した頃は、庭のアーモンドの花が満開の頃。
それを見て、日本の桜を恋しく感じました。

アメリカン秋田犬のクマちゃん(♀)は9月で4歳に
アメリカン秋田犬のクマちゃん(♀)は9月で4歳に
アッシジ別荘そばの路上で
アッシジ別荘そばの路上で

選ぶお洋服には、その時々の気持ちが影響する事を再確認し、 自分にも人にも優しい気持ちになりたいとの思いで、ピンクの麻のシャツを着たくなりました。
着た時のハリ感が心地よく、一日を通し身体になじみ柔らかい。シワも出来ますがメンズ仕立てのシャツを選べば、台襟のお陰でだらし無さはありません。
長袖を伸ばしたり、たくし上げたり、第二ボタンを開けたり閉めたり体温調節も出来るのでストレスフリーです。
ひざ丈の少年パンツや足首の出るパンツを合わせて、カゴバックにサンダルを合わせる夏のスタイルが好きです。

かごバッグ、サンダル、帽子で夏のコーディナート
かごバッグ、サンダル、帽子で夏のコーディナート

日中はメンズライクにスニーカーやエスパドリーユを履き快適に。
夜にはレディライクに小物で演出する事でバリエーションが広がりますので旅行にも適していると思います。
ピンクのシャツを着て、冷やしたロゼでアペリティーヴォを楽しみたいです!

イタリアの夏のディナーは戸外で
イタリアの夏のディナーは戸外で

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栗原登志恵

1964年東京都中野区生まれ。スタイリスト。
文化服装学院の服装科在籍中に、ファッション雑誌「JJ」のスタイリストのアシスタントとなる。
卒院後、ファッションジャーナリストの大石尚氏のアシスタントを務め24歳で独立。
上品でコンサバティブながらも遊び心のあるコーディネートは、女性誌一般読者はもちろん、女優やタレントからも支持を得ている。
2006年からミラノ在住。仕事の際には東京とイタリアを往復している。別荘のあるウンブリア州のアッシジに滞在することも多い。

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