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2025年の政治やエンタメは? 歴史と星の動きから未来を占う【水晶玉子のエンパワメント予言&開運旅案内 連載第2回】 

政治、経済、国際、社会……さまざまな分野でパラダイムシフトに直面している昨今。世の中はどうなっていくのか? モヤモヤとした不安を抱えるなかで、私たちはどう生きたらよいのか? そんな悩みが頭をよぎります。
今回、お話を伺ったのは、驚きの的中率を誇り、さらに累計71万部超えのベストセラーシリーズ『水晶玉子のオリエンタル占星術 幸運を呼ぶ365日メッセージつき 開運暦2025』を上梓した水晶玉子さん。

「オリエンタル占星術」とは、空海が日本に伝えた宿曜経をベースに、インドの占星術などの要素を加味して、現代に合わせた内容で伝える水晶さんオリジナルの占星術です。

このオリエンタル占星術に西洋占星術、十干じっかん干支えとなど、さまざまな占術も交えて読み解いた2025年の運勢を紹介。さらに激動の変動期の心の持ちよう、運が開く過ごし方や、心を整えるおすすめの開運スポットなどを短期連載で紹介します。

連載2回目の今回は、社会の動きやトレンドなど、私たちの暮らしに関わりのある事柄を掘り下げて2025年を予測していただきました。“歴史は繰り返す”からこそ、かつて起こったことは、その後の時代でも繰り返し起こりがち。過去を参考にしながら紐解く未来予想図は?

取材・文/広沢幸乃

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2025年は徳川幕府がより盤石になった年まわりと同じ⁉︎

28年周期で年運が移り変わる「オリエンタル占星術」では、2025年は「柳宿りゅうしゅく」にあたります。10年で一巡する「十干じっかん」と、12種の動物の象徴で構成される「干支えと」の占いでは「乙巳きのとみ」の年。かつて、「柳宿」と「乙巳」の交わり起こったのは1605年になります。

遡ると、石田三成と徳川家康による“天下分け目の戦い”と言われた1600年の「関ヶ原の戦い」のすぐ後。
勝者となり征夷大将軍の座についた家康は、15代に渡って約260年続く江戸幕府を開きました。「乙巳」で「柳宿」の年である1605年には、息子の徳川秀忠に将軍職を譲り、2代目を継がせた。つまり家康は、「幕府は徳川家の世襲で繋いでいきますよ」と、世の中に強くアナウンスしたともいえるのです。

ーー何かが終わって何かが始まるように、新たなフェーズに入っていくことを意味しているんですね。

ちなみに「十干」で言うと、「かのえ」の年に闘乱や戦争が始まり、5年後の「きのえ」がつく年に、ケリがつく、幕を下ろすことが多いんです。「関ヶ原の戦い」のほか、多少のズレはありますが、「源平合戦」や「第二次世界大戦」もなどもそう。

ウクライナ侵攻が終焉し、未解決の事件や闇に葬られたままの疑惑が、決着に向かうとよいのですが……。

ーー2025年、社会やエンタメ業界などの動きはどうなっていきますか?

この連載の第1回で、土星は義務や責任を象徴すると伝えましたが、限界や試練・現実を司る天体でもあります。加えて、夢と理想を司る海王星という、相反する意味を持つ星が、2025年〜2026年の間にそれぞれ行ったり来たりを繰り返しながら、魚座から牡羊座へと移行します。

その牡羊座は、12星座のトップバッターであり、ゼロからイチを生み出すエネルギーあふれる開拓者。裏金問題や長引く物価の高騰……政治への厳しい視線や苛立ちが募る今、人々の意識や行動が、大きなうねりになっていくようなこともあるかもしれません。

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水晶玉子

すいしょうたまこ●西洋・東洋の枠を超えてさまざなな占術を研究する占術師・占術研究家。「ダウンタウンDX」「ゴゴスマ」ほか、TVやラジオに多数出演。9月に発売された『水晶玉子のオリエンタル占星術 幸運を呼ぶ365日メッセージつき 開運暦2025』(税込2000円/集英社インターナショナル)が大好評発売中!

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