2024.12.8
2025年の政治やエンタメは? 歴史と星の動きから未来を占う【水晶玉子のエンパワメント予言&開運旅案内 連載第2回】
今回、お話を伺ったのは、驚きの的中率を誇り、さらに累計71万部超えのベストセラーシリーズ『水晶玉子のオリエンタル占星術 幸運を呼ぶ365日メッセージつき 開運暦2025』を上梓した水晶玉子さん。
「オリエンタル占星術」とは、空海が日本に伝えた宿曜経をベースに、インドの占星術などの要素を加味して、現代に合わせた内容で伝える水晶さんオリジナルの占星術です。
このオリエンタル占星術に西洋占星術、十干や干支など、さまざまな占術も交えて読み解いた2025年の運勢を紹介。さらに激動の変動期の心の持ちよう、運が開く過ごし方や、心を整えるおすすめの開運スポットなどを短期連載で紹介します。
連載2回目の今回は、社会の動きやトレンドなど、私たちの暮らしに関わりのある事柄を掘り下げて2025年を予測していただきました。“歴史は繰り返す”からこそ、かつて起こったことは、その後の時代でも繰り返し起こりがち。過去を参考にしながら紐解く未来予想図は?
取材・文/広沢幸乃
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2025年は徳川幕府がより盤石になった年まわりと同じ⁉︎
28年周期で年運が移り変わる「オリエンタル占星術」では、2025年は「柳宿」にあたります。10年で一巡する「十干」と、12種の動物の象徴で構成される「干支」の占いでは「乙巳」の年。かつて、「柳宿」と「乙巳」の交わり起こったのは1605年になります。
遡ると、石田三成と徳川家康による“天下分け目の戦い”と言われた1600年の「関ヶ原の戦い」のすぐ後。
勝者となり征夷大将軍の座についた家康は、15代に渡って約260年続く江戸幕府を開きました。「乙巳」で「柳宿」の年である1605年には、息子の徳川秀忠に将軍職を譲り、2代目を継がせた。つまり家康は、「幕府は徳川家の世襲で繋いでいきますよ」と、世の中に強くアナウンスしたともいえるのです。
ーー何かが終わって何かが始まるように、新たなフェーズに入っていくことを意味しているんですね。
ちなみに「十干」で言うと、「庚」の年に闘乱や戦争が始まり、5年後の「乙」がつく年に、ケリがつく、幕を下ろすことが多いんです。「関ヶ原の戦い」のほか、多少のズレはありますが、「源平合戦」や「第二次世界大戦」もなどもそう。
ウクライナ侵攻が終焉し、未解決の事件や闇に葬られたままの疑惑が、決着に向かうとよいのですが……。
ーー2025年、社会やエンタメ業界などの動きはどうなっていきますか?
この連載の第1回で、土星は義務や責任を象徴すると伝えましたが、限界や試練・現実を司る天体でもあります。加えて、夢と理想を司る海王星という、相反する意味を持つ星が、2025年〜2026年の間にそれぞれ行ったり来たりを繰り返しながら、魚座から牡羊座へと移行します。
その牡羊座は、12星座のトップバッターであり、ゼロからイチを生み出すエネルギーあふれる開拓者。裏金問題や長引く物価の高騰……政治への厳しい視線や苛立ちが募る今、人々の意識や行動が、大きなうねりになっていくようなこともあるかもしれません。
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