2020.5.14
フランス料理のおばんざいって!? 酸味と香りの妙がもたらす夢に酔いしれる〜ラ・レーヴ
ひと口ずつ食べたい! と思うのは女性に多いと言われますが、私も「八寸」とか「盛り合わせ」とか、確かに好き。
小料理屋さんのおばんざいのように、大皿にのった料理がカウンターに並んでいるのを見ると楽しくて仕方がない。
そんなおばんざいのフランス料理版を提供しているのが、麻布十番にある「ラ・レーヴ」です。
美男美女のご夫婦のお店はとってもアットホームで、まるでおふたりのホームパーティーにお招きいただいているような錯覚に陥ります。
だから初めてお伺いしたとしても緊張感ゼロ。
「ね、ね、今日のおばんざいは何があるの?」って感じで話しかけてしまいます。
ずっと一緒に働いてきたおふたり。
結婚を機に「小料理屋さんをやりたい」と言う夢さんの夢を“フレンチスタイルの小料理屋さん”という形で叶えたというわけ。
ちなみに店名の「レーヴ」はフランス語で「夢」、つまり奥さまの名前です。
そんな“夢”がいっぱいのお店は、内装に木をたくさん使っていて温かみを感じます。
パープルの椅子、シルバーの鳥のオブジェ、メタルブラックのタイルとか、ちょっと“おフランス”な感じも。
カウンターの中では仲睦まじく阿吽の呼吸で動くおふたり。
夢さんは身長150cmと小柄なため、ピョンと踏み台に乗ってワインをテーブルに置いてくれます。
そういうのも微笑ましくっていい感じ。