2022.4.9
元妻が子どもと会わせてくれない理由とは 第6話 ふたりの距離
11月25日単行本発売決定!
『妻が口をきいてくれません』(第25回手塚治虫文化賞「短編賞」受賞作)の野原広子が、離婚後の家族に切り込む。大反響のウェブ連載を経て、待望の書籍化。
妻が書き置きのみを残し、娘を連れて家を出た――。
山本タカシ、スーパー勤務、ひとり暮
らしの42歳。離婚して10年、当時7歳だった子どもに一度も会えず、元妻とどこに住んで
いるかも連絡先もわからない……この家族にいったいなにがあったのか。
前作は「手塚治虫文化賞」短編賞を受賞!
妻はなんで怒っているのだろう……。
妻、娘、息子の4人家族として、ごく平和に暮らしていると思っていた夫。
しかし、ある時から妻との会話がなくなる。3日、2週間と時は過ぎ……。家事、育児は普通にこなしているし、大喧嘩した覚えもない。違うのは、必要最低限の言葉以外、妻から話しかけてこないことだけ……。
大反響のロングセラー、手塚治虫文化賞受賞作『妻が口をきいてくれません』の詳細はこちら。
独身中年女性の実像に迫る新連載始動!
ロングセラー『妻が口をきいてくれません』、『今朝もあの子の夢を見た』に続く待望の新連載「さいごの恋」がスタートしました!
西村清美46歳、教師、結婚歴なしの独身。
忙しく仕事をするうち、いつの間にかひとり暮らし歴を重ね、嫁がず産まずこの年に。
これから病気になったらどうなる? 死ぬときは誰にも看取られないのか。
そして、誰かを好きになったり、好きになられたりすることも、この先一切ないまま一生を終えるのだろうか。
恋も結婚も考えていなかったけれど、ふとしたことから清美の日常に変化が訪れる…。
女性の心理を隅々まで描く第一人者・野原広子さんが、独身中年女性の実像に迫る意欲作。
「さいごの恋」連載一覧よりお読みいただけます。