よみタイ

2025/8/26

いつも心にパンクを。Don't trust under 50

佐藤誠二朗

判型
四六判
頁数
288ページ
ISBN
978-4-08-788119-6
価格
1980円(10%税込)
発売日
2025年8月26日(火)

パンク&インディーズに熱狂し続けて40年以上! 元「smart」編集長が放つ、カルチャーノンフィクション

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「卑屈に生きるなと教えてくれたのはパンクだった」――ブレイディみかこ(作家)



ラフィンノーズがソノシートをばらまき、NHKが「インディーズの襲来」を放送し、キャプテンレコードが大規模フリーギグをおこなった1985年から今年で40年。
KERA(有頂天)、チャーミー(ラフィンノーズ)、HIKAGE(ザ・スタークラブ)、TAYLOW(the 原爆オナニーズ)、ATUSHI(ニューロティカ)ら、1980年代に熱狂を生んだブームを牽引し、還暦をすぎた今もインディーズ活動を続けるアーティストから、平野悠(「ロフト」創設者)、大貫憲章(DJ、音楽評論家)、関川誠(宝島社社長、元『宝島』編集長)など、ライブハウスやクラブ、メディアでシーンを支えた関係者まで徹底取材。元「smart」編集長である著者・が日本のパンク・インディーズ史と、なぜ彼らが今もステージに立ち続けることができるのかを問うカルチャー・ノンフィクション。
本論をさらに面白く深く解読するための全11のコラムも収録。

よみタイでの好評連載「DON’T TRUST UNDER FIFTY」を元に、追加取材&全面書き下ろし。

【目次】
◎プロローグ
◎第一章 2025 還暦超えてもインディーズ
◎第二章 1985 「インディーズの襲来」の衝撃
◎第三章 1976 ラジオから「アナーキー・イン・ザ・UK」
◎第四章 1982 ニッポン総インディーズ化現象
◎第五章 1987 インディーズブームの終わり バンドブームの始まり
◎第六章 2025 バンドブームのその後と21世紀のインディーズ
◎エピローグ
※章末コラム
#1 パンク&ニューウェーブ系シーンの始まり「東京ロッカーズ」
#2 国立市のぶどう園 インディーズシーンを騒がす男たちの出会い
#3 テクノポップ中心のニューウエーブシーン
#4 独自のパンク&ニューウエーブファッション
#5 日本初のクラブ「ピテカントロプス・エレクトス」
#6 ポジティブパンクはインディーズシーンの片隅で
#7 ハードコア原理主義化したジャパコアシーン
#8 ゼルダ、ヤプーズ、少年ナイフ……ガールズバンド百花繚乱
#9 「何があっても文句は言わない」誓約書を交わしたライブ
#10 革命を起こした「ザ・ブルーハーツ」の記録
#11 1980代後半を席巻したビートパンク

佐藤誠二朗

さとう・せいじろう●児童書出版社を経て宝島社へ入社。雑誌「宝島」「smart」の編集に携わる。2000~2009年は「smart」編集長。2010年に独立し、フリーの編集者、ライターとしてファッション、カルチャーから健康、家庭医学に至るまで幅広いジャンルで編集・執筆活動を行う。初の書き下ろし著書『ストリート・トラッド~メンズファッションは温故知新』はメンズストリートスタイルへのこだわりと愛が溢れる力作で、業界を問わず話題を呼び、ロングセラーに。他『オフィシャル・サブカル・ハンドブック』『日本懐かしスニーカー大全』『ビジネス着こなしの教科書』『ベストドレッサー・スタイルブック』『DROPtokyo 2007-2017』『ボンちゃんがいく☆』など、編集・著作物多数。

ツイッター@satoseijiro

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