2020.6.13
「鉄人の日」記念! 中村憲剛、和田毅ら松坂世代の“鉄人アスリート”が語る、人生に勝つ5つの名言
寺田 健選手(飛び込み)〜自分にしかない景色が強み
「演技だけが完璧でもおそらく9点までしか出せない。生きざまが映って10点になる。だから僕は日常から大切にしないといけないと思っているんです」
来年に延期となった東京オリンピックで、日本人最多タイとなる6度目の夏季オリンピック出場を果たすことになる飛び込みの寺内選手。
スポーツ選手にとって加齢はハンデにもなりえますが、寺内選手は「いろんな景色を見てきたことこそが強み」だと語ります。
1996年アトランタ大会での五輪初出場から引退・復帰を経て、複数回のオリンピック経験、サラリーマン生活、趣味、親友の北島康介選手をはじめいろいろな人との出会い……。
自分にしかない経験こそが強みになる。
寺内選手は、人と比べて悩んだり、諦めたりするのではなく、「日々の積み重ね=自分にしかない景色」を武器に戦い続けています。
オリンピックは延期されましたが、日本水泳連盟は6月9日、東京オリンピックの飛び込みの代表について、寺内選手の内定を維持することを発表しました。
来年の夏には40歳を迎えている寺内選手がどのような活躍を見せてくれるのか、楽しみですね。
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以上、鉄人アスリートたちの名言集でした。いかがでしたか?
長年現役として戦い続ける彼らの言葉からは、「積み重ねがもたらす揺るぎない強さ」を感じます。
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