よみタイ

美味しすぎると話題のカレーレシピ、東京都知事選の舞台裏…7月の人気よみものTOP5

2020年7月1日から31日までの1か月間「よみタイ」でよく読まれた「よみもの」作品TOP5を発表します!
前回のランキングでは、畠山理仁さんの「アラフォーから楽しむ選挙漫遊記」から「選挙に出るリスクを冒さずに『選挙の実態』がわかるオススメ映画と書籍」が1位に輝きました。
新連載も始まった7月。今回はどのようなラインナップとなるでしょうか。
各連載の読みどころや印象的なフレーズもあわせてご紹介します。

(構成・文/よみタイ編集部)

【5位】こっちへおいで /「海の怪」(鈴木光司)

(内容紹介)
地球の表面は70%が海。
しかし、その実態のほとんどがいまだヴェールに包まれている。
国内外の海を船で渡った男だからこそ知る、海の底知れぬ魅力と恐怖とは――。
その出来事は、単なる気のせいか、この世のものならぬものからのメッセージか……。
ホラー界に金字塔を打ち立てた鈴木光司さんが見聞きした実話をもとに語る、海と水をめぐる畏怖と恐怖に彩られた読み切りエピソード。

画像提供/「makieni」©123RF
画像提供/「makieni」©123RF

まずは夏らしく、海にまつわるホラー連載が5位に登場!
『リング』などで知られる鈴木光司さんの「海の怪」より、第18回「こっちへおいで」
鈴木さんが、警察の潜水隊に籍を置く潜水士の知人から実際に聞いたエピソードです。

ある日、離島でシュノーケリングをしていた男性二人が行方不明との連絡が。
台風で荒れ狂う海に沈む青年たちの捜索に向かうも……。

 漁師に聞くと、すぐに予想される大体の場所を教えてくれた。以前、ここでは何度か同じような海難事故が起こったが、いつもそこで発見されるのだという。
 同じような話は、全国至るところにある。この海で溺れたら、ここのリーフに引っかかると言われて捜すと、高い確率でそこで見つかる。
 潮の流れが関係しているのだろうが、地元の漁師は言う。
「亡くなった人に呼ばれてるんだ」

怖いけど読みたい! 気になる結末はぜひ連載本編で。

なお、本連載は7月21日配信の第19回「海底に眠る」をもって最終回を迎えました。
書き下ろしを加えた書籍が9月4日に発売予定です。ご期待ください!

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