2020.3.21
薄毛の原因はやはりラーメン!? 東大医師が教える、髪に良い食べ方・悪い食べ方
ラーメンの頻度を減らし、栄養のバランスを考えよう。
例えばランチだけでなく、あらゆるシーンで、お酒を飲んだ後で、老若男女問わず人気のラーメン。もはや国民食と言われるほどおなじみの食事ですが、このラーメン、髪にとっては最悪のメニューともいえます。麺は糖質、スープで脂質と塩分はたっぷりなのに、せいぜいチャーシューやネギなどがトッピングされているだけで、タンパク質やビタミンなどほとんど摂れません。
日頃、ラーメンをしょっちゅう食べたり、お酒の後のラーメンが習慣化している人は、間違いなく髪の成長にはよくありません。思い当たる人は、できれば頻度を減らし、お昼にラーメンを食べたら、夕食は白米や主食を抜いてタンパク質や野菜中心の食事にする、など栄養のバランスをとるようにしましょう。
何も完全にラーメンをやめろと言っているわけではないんですよ。あくまでバランスの問題です。
また、食べ方にもコツがあります。ベジファーストという食べ方で、食事を摂る時は、野菜(食物繊維)→タンパク質→糖質(主食類)の順番で摂りましょう。食物繊維を先に摂ることで糖の吸収を穏やかにし、腸にも優しい結果に。
そして、食事はよく噛んでゆっくりと。糖質を食べ始めるまでに、15分以上かける意識で。早食いは満腹中枢が働き出す前に必要以上の量を食べすぎてしまう傾向があり、メタボにもなりやすいので厳禁です。そして、野菜やタンパク質のようにしっかり形のある食物からビタミンやミネラルなど代謝に欠かせない栄養素を取り出すには、よく噛んで細かくすることで、消化酵素がまんべんなく働ける下ごしらえをする方がよいのです。
それから、例えば髪にいい食材はワカメ! と言われたとしても、ワカメばかり食べていても毛は生えてきません。すべての栄養素をきちんと摂らないと、その食材の持つ力を十分発揮できないので、バランスのいい食事がやはり大切なのです。
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