【4位】人生も残り少なくなってきたので、苦手なキノコを食べてから死ぬことにした ／「午前三時の化粧水」 （爪切男）

ドラマ化もされた『死にたい夜にかぎって』で鮮烈デビューを果たした作家の爪切男さん。
『クラスメイトの女子、全員好きでした』をふくむ3か月連続エッセイ刊行など、作家としての夢をかなえた爪さんに突如芽生えた思い。
それは、「いい感じのおじさん」になりたいということ。
「午前三時の化粧水」は、40歳を過ぎてひょんなことから健康と美容に目覚めた著者が、「いい感じのおじさん」を目指して奮闘する日々を綴るエッセイ連載です。

「第30回　人々の愛と健康を育む食べ物。それは……キノコです」（10月8日配信）は、キノコ料理にまつわるエピソード。
最近お腹の調子が良くなったと感じる著者の爪さん。実は同棲中の彼女が、爪さんが苦手とするキノコを、創意工夫で日々の食事に紛れ込ませていたことが発覚。自身の腸内環境改善のために、陰で努力してくれていた彼女の愛に感動した爪さんは、苦手意識に立ち向かい、自らキノコ料理にチャレンジすることにして……。

次回は10月22日（日）配信予定です。