2022.12.12
風俗嬢から突然のDM。待ち合わせ場所のゴールデン街に現れたのは…「よみタイ」週間ランキングTOP5【12月4日~12月10日】
【4位】ハーバードのことは考えずに、東大だけを見て「すごい」と思い込むことの幸せ感 第6回 東大信奉と低学歴信仰/「消費される階級」(酒井順子)
書籍『うまれることば、しぬことば』では、陰キャ、根暗、映え、生きづらさ、「気づき」をもらった……など、言葉にまつわるモヤモヤに迫り、ポリコレ時代の日本語論を展開して話題を呼んだ、酒井順子さん。
最新連載「消費される階級」では、名著『下に見る人』の書き手としても知られる酒井さんが、私たちの生活のあちこちに潜む階級を掘り起こします。
「第6回 東大信奉と低学歴信仰」(12月2日配信)が、週間ランキング3位に登場です。
メディアでは東大生や子どもを東大に入れた母親がもてはやされ、書店には「東大生が書いた」や「東大生が考えた」といったタイトルの本が並ぶなど、「東大信奉」が高まっているように見える昨今の日本社会。
その一方で、「日本人は一種の『低学歴信仰』のようなものを根強く持っている気もするのです」、「日本には、『学歴がない人の方が善人である』という信仰も存在している気がしてなりません」と著者。
その複雑な学歴意識の背景にあるものとは……。
学歴にまつわる「上」と「下」の意識に鋭く切り込む注目回です。