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人気翻訳家が気づいた「50代の本当の恐ろしさ」とは? 「よみタイ」週間ランキングTOP5【10月31日〜11月6日】

【1位】40代とは違う50代の困難ー初老の本当の恐ろしさとは/「犬と本とごはんがあれば 湖畔の読書時間」(村井理子)

11月第1週に、もっとも読まれた記事はこちら!

人気翻訳家・村井理子さんのエッセイ+読書案内「犬と本とごはんがあれば 湖畔の読書時間」から、連載第35回「40代とは違う50代の困難ー初老の本当の恐ろしさとは」(11月1日配信)。

イラスト/塩川いづみ
イラスト/塩川いづみ

この回のテーマは、50代になって気づいた変化について。
なんとなく疲れやすくなったり、食欲が落ちたり、フィジカルの変化はある程度覚悟していたという村井さん。
しかし、実際に50代となり、自身の変化として気になるのは、フィジカル面での衰えだけではなく、「メンタル面の暴走」だといいます。

「どうせ中年だし、恥ずかしいなんて言ってられないわと投げやりになるところに、50代の本当の恐ろしさがある。卑屈な目をして「テヘヘ」と笑い、自分の過ちを誤魔化そうとする自分を想像できる。大いに反省したいと思う。再び、自分で自分をコントロールできるようになっていきたい。いわば、心の筋トレが必要だ」

村井さんが吐露する“50代の困難”に対して、読者からは「大きく頷いてしまった」「思い当たることありすぎる」など、共感や反省の声が多数。
「おばちゃんだからを免罪符にしてはいけない」「50代はまだ先だと油断せず私も気をつけよう」など、幅広い世代から反響が寄せられています。

* * *

以上、11月第1週のTOP5でした!
来週のランキングもどうぞお楽しみに!

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