2020.10.30
読書週間に読みたい! 心と体が癒されるオススメ5冊
ストレスから飲酒の泥沼にハマる前に
精神保健福祉士・社会福祉士である斉藤章佳さんが、日本のアルコール問題をさまざまな視点から考える『しくじらない飲み方 酒に逃げずに生きるには』。
アルコール依存症に陥る人の事例や心理的背景、予防策などがまとめられています。
近年は、安く、飲みやすく、簡単に酔える、アルコール度数9%以上の「ストロング系チューハイ」の登場によって、お酒の問題を抱える人が増加。
著者の斉藤さんは「アルコール依存症は、最も身近で、死に至る病」と指摘します。
□仕事終わりに「これで酒が飲める」と思う
□飲んでいるときの自分は楽しい人間だと思う
□休みの日には昼から飲んでもいいと思う
□ストロング系チューハイが好きだ
□飲んで記憶をなくすことがある
□飲んで目的地にたどり着けないことがある
□飲んでケガをしたことがある
□今日は飲まない/途中でやめる、ができない
□飲まないと眠れない
□飲み会の翌日、皆の態度が冷たい
□「飲まなければいい人なのに」と言われるいくつチェックがついたでしょうか。通常、こうしたチェックリストには、何個までが問題なしで、何個以上ならば注意、のような基準がありますが、このチェックリストは、一つでも当てはまる場合は要注意です。
お酒が好きで、美味しく楽しく飲み続けたい人こそ読んでおきたい1冊です。
書籍の詳細はこちらから。
著者の斉藤章佳さんと、「男性学」研究者である田中俊之先生との対談は、こちらからお読みいただけます。
マンガでわかる更年期のリアル
現在「よみタイ」で家族にまつわるコミックエッセイ「実家が放してくれません」が好評連載中の、まきりえこさん。
まきさんが自身の閉経後の体験を綴った漫画が『オトナ女子の謎不調、ホントに更年期?』です。
第二子妊活中に「早発閉経」を告げられた漫画家のまきさん。その後は、疲労感、倦怠感、イライラ、滝汗、冷え性、うつ症状、関節痛……などなど、原因不明の体調不良との長きにわたる戦いが待っていました。
この漫画でお話しするのは降って湧いた閉経ライフとそれに伴う謎不調
…に隠されていた、放置ヤバめの病気のお話です
仕事でも家庭でも忙しく日常を回していくので精一杯、家族が優先で自分のことは後回し……。そんな更年期世代の女性に寄り添い、心と体の声に耳を傾けるきっかけとなるようなコミックエッセイです。
婦人科現役医師の監修コラムも掲載。
書籍の詳細はこちらから。
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読書週間第3弾は、秋の夜長にじっくり読みたい「感性を磨き、自分を育てる5冊」をお届けします!
第1弾「モチベーションが上がる5冊」はこちら。