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読書週間が始まって75年。今すぐ読みたい「大人の社会勉強」ができるオススメ3冊

夫婦別姓、親権、同棲婚…現代離婚のイロハが学べる

弁護士・南和行さんが、様々な夫婦の想定パターンをもとに、「離婚する・しない」解決の道筋を法律的見地から詳細解説している、『夫婦をやめたい 離婚する妻、離婚はしない妻』

想定エピソードとして描かれるのは、コロナ禍で浮き彫りになる夫婦の溝、モラハラ夫に翻弄される妻、夫婦別姓と事実婚、 同性カップルの別離、虐待家庭育ちの妻、セックスレスの先の不倫、うつ病夫とキャリア妻、子供が成長するまで先延ばしにする夫婦関係など、19の夫婦です。

弁護士には守秘義務があるため、各エピソードはフィクションですが、登場人物と弁護士の対話を通して、実際に離婚する際にどんな問題が起こり得るのか、どんな障壁をクリアしないといけないのか、どんな手続きをとるべきなのかがわかるようになっています。令話時代の離婚のイロハを学ぶことができる1冊です。

とはいえ、本書では離婚が推奨されているわけではありません。
著者も前書きで「日常生活の中で『離婚』という言葉が思い浮かび、いくつかの選択肢と損得勘定を見定めて最終的に選択するのは自分自身」「この本が離婚をめぐる知識の参考書となって、『うまく続ける結婚』と『上手にできる離婚』のガイドブックになれば嬉しい」と書いています。

離婚率35パーセントで年間約20万組が離婚する今、離婚に関する知識も、大人が身につけておくべき教養のひとつといえるのはないでしょうか。

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以上、読書週間に読みたい「大人の社会勉強本」3冊でした。
次回は「何度も読み直したい女性エッセイ」を紹介します!

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