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リモートワーク時代を勝ち残るために極めたいビジネス成功への3つの秘訣

【秘訣その3】フォロワー数に振り回されない

コンテンツの制作・発信ができたら、次はどんどんフォロワーを増やしていきたい……。
それはもっともですが、本当にフォロワー数さえ増えれば、ビジネスの成功と幸せが確約されるのでしょうか?

コロナ禍によるリモートワーク化をきっかけに、時間や場所に捉われない働き方に目覚め、今後はウェブコンテンツ制作の仕事に注力していきたい、「withコロナ」のフルリモート時代を見据えて、SNSや動画を活用したビジネスを展開していきたい、そんな声もちらほら耳にするように。

確かに今、ウェブを利用した新ビジネスを立ち上げるとなれば、YouTuberやインフルエンサーの存在はもっとも気になるところです。

でも、フォロワー数の多さ=ビジネスの成功ではありません

MBさんのビジネスの始まりも実はブログからでした。
そこからメルマガ、オンラインサロン、と他の形態も使って運用していますが、数百万のフォロワーを抱える人もざらにいる中、そのPV数やフォロワー数は飛びぬけて多いものではありません。
それでも年商億越え!

こちらの回を読めば、そのフォロワー数に捉われない広いビジネス視野がわかります。
リモートワークの普及でますます注目を集めるウェビナーやオンラインサロン、ウェブ上で有料コンテンツを運営する際にも参考になること間違いなしの回です。

「SNS総フォロワー数3万未満で3億以上稼ぐ男が語る『新世代フォロワー論』」

フォロワー数が全てではない
フォロワー数が全てではない

以前トークショーをご一緒させていただいた、とあるインフルエンサーさんがいらっしゃいます。その方のSNSでの総フォロワー数100万人以上。そして私のSNSでのフォロワー数などせいぜい3万人程度。数字だけで見れば雲泥の違いがあります。

その方の活動はSNSでの発信がメインで、多くの有益な情報を100万人以上のフォロワーに向けて届けています。
コメント欄には質問や激励が多く、沢山のファンに愛されていることが誰の目にも理解できます。
コンテンツ自体も極めて誠実。誰もが手を出しやすい低価格商品を扱い、自分で購入し、サイズ感の違いを自分で着用して確かめたり……沢山のフォロワーを抱え、いかに規模が大きくなろうとも常に手作業で一生懸命な仕事を心がけているようです。

トークショーでお話しさせていただいた時から私はその方が大好きになり、誠実な姿勢や真面目な性格に心から尊敬を覚えています。まだまだこれからも多くの仕事をご一緒させていただきたいと心から思っています。

さてその方が有料のオンラインサロンを始めました。
皆さん、一体どのくらいの人数が集まったと思いますか?
100万人以上ものフォロワー数を抱える一流のインフルエンサーです。多大な影響力があり、知名度でいえば私よりもはるかに大きいでしょう。

10万人?
1万人?
数字から想像するならそのくらい集まってもおかしくなさそうですね。

……しかし答えは10人程でした。

もちろん特別金額が高いわけではありません。
私のオンラインサロンは月額5000円、それとほぼ同額です。
これだけのファンがいて、これだけのトラフィックがあって、値段も問題ないのに登録人数が10人ほどです。

いいですか、もう一度考えてみてください。

私はSNSフォロワー数なんて3万人くらいです。
メルマガ読者数だって1万人ほどです。
でも月額5000円のオンラインサロンは800~900人ほど集めることができます。

この方はフォロワー数100万人超、媒体露出も多く知名度も高い。
でも月額5000円程度のオンラインサロンは10人ほどなのです。

誤解のないように言っておきますが、私はこの方のことが大好きだし、別にオンラインサロンの事業が「失敗だ」とは思っていません。
10人くらいでいい場合だってあります。

私自身10個しか売れないとしてもやる商品もあるし、数が全てじゃないと思ってます。
だから誤解なきように、私は批判しようと思って今回の記事を書いているわけじゃない。

ただ多くの人に理解して欲しいのは「数字は絶対じゃない」ということです。

私は昨今の「フォロワー数至上主義」が大嫌いです。
いや、大嫌いというか無意味な争いだなあと感じています。

「フォロワー数が多ければ多いほど優れている」
「フォロワー数が少ないほど人間としての魅力が少ない」

そんなことを本気で信じている「SNS信者」のような人が、驚くべきことに一定数いるのですよ。

そうした方々の大半は「数字大好き」「お金大好き」な人たちでしょうから、あえて数字で表現しましょう。

前述の知人のインフルエンサーさんのプロフィールを先程拝見したら、年商は1500万円ほどだそうです。
100万人のフォロワーを抱えて1500万ほど。

では3万人しかフォロワーがいない「人間としての魅力が少ない」私、MBの年商は3億円を超えています。
数字大好き、お金大好きな「フォロワー至上主義者」はこれをどう説明づけるおつもりなのでしょう。

いいですか。

フォロワー数が少なくてもお金を稼ぐ事が出来るし、フォロワー数が多くてもお金を稼げるとは限らない。
もっと言えば、年商が多ければ幸せなわけでもないし、年商が少なければ仕事が出来ないという意味でもない。
人を集めることが目的な人もいれば、人をあえて集めないことで目的達成を図る人もいる。

答えはいつも相対的なのに、皆誰もが分かりやすい「フォロワー数」なんてものばかりにとらわれる。
人の人生や魅力を数字でしか見ようとしない、本当にくだらないことです。

ここで少し種明かししましょう。

どうして100万人のフォロワーを持っているのに、課金してくれるユーザーが10人程度なのか。
私の場合は無料のフォロワー3万人しかいないのに、どうして課金ユーザーが有料メルマガで1万人以上いて、サロン会員は800~900人もいるのか。

この連載の文字数で説明するのは限界があるので正しい理解を得たいなら、是非セミナーを受けてほしいのですが(以前開催した「MBの作り方セミナー」ではこのあたりを徹底的に解説しました)、簡単に言えば私は「教育的コンテンツ」だし、今回紹介している方は「エンタメ的コンテンツ」だからです。

成長を前提とした教育コンテンツにはお金を払うことが当たり前です。
例えば英会話、例えば学習塾、例えばビジネスセミナー、例えば資格講座、そうした教育コンテンツには当たり前ですが、お金を払うのが一般的です。

ところがTVなどをはじめエンタメは無料のものも多いのですね。
Youtuberもそうですし、インスタグラマーもそうですが、全て無料で閲覧できます。ヒカキンであろうとも「1回再生するのに100円かかるよ」なんて絶対に言えないでしょ?
エンタメはお金を取るのが難しいというか、そうした習慣がない媒体が多いのです。(その分広告収入を得るわけですが)

教育的コンテンツには人が集まりにくい。
なぜならそこまで覚悟を持って取り組む人がそもそも少ないからです。

私の場合は小難しい話が多く理解するには頭を動かさねばなりませんが、その分確実におしゃれになります。
しかしエンタメ領域で言えばそれは「面倒くさいから」と敬遠されます。
多くの人を集めるためには多くの人がなるべく無思考で楽しめるものでなくてはいけません。
思考させるフローを挟むだけで離脱が増えていくのです。

どうしてヒカキンがトップユーチューバーになれているのか、それは老若男女どんなリテラシーも問わず「誰が見ても無思考に笑えるものだから」です。
これが人を集める鍵だし、エンタメとして重要な部分です。

ここにはメリットとデメリットが存在します。
教育的コンテンツは人が集まりにくい代わりに集まってくれた人は高い意識があり、ビジネス的に言えば客単価が高いのです。
エンタメ的コンテンツは人が集まりやすい代わりに、集まってくれた人は雑多で意識が高くなく、ビジネス的に言えば客単価が低いのです。

つまりシンプルに言えば「客数で考えるか、客単価で考えるか」ということになりますね。
これはどっちが正解どっちが不正解というわけじゃなくて、まったく別物と考えた方が良いでしょう。

客数で考えるならフォロワー数を追いかけるべきです。1万人より10万人が正しいし、それよりも100万人が正しい。
しかしながら、客単価で考えるならフォロワー数なんて必要ない。極端なことを言えば10人でも100人でも良いのです。だって1万人が10円課金するのも、10人が1万円課金するのも算数的には同じことでしょ?

更に言えばエンタメ的コンテンツをやってきた人が、客単価モデルのビジネスを始めても思う以上に人が集まらないものです。
もちろん前述の通り「10人で良い」とするなら問題ないですが、もし多くの人を集めると考えるのであれば、コンテンツの構造を組み替える必要が出てきます。

他方、私がそうですが、教育的コンテンツをやってきた人が客数モデルのビジネスを始めてもうまくいきません。
私のSNSフォロワー数がなかなか伸びないのもそのためですね。

正解はひとつじゃない」。

この連載で何度も何度も書いていることです。
論理的に観察すればそんなの当たり前のことなのですが、何故か世の中の多くの人は目に見えて分かりやすい数字で人を判断します。
フォロワー数が多いほど優れている、と考えたりね。

男性などは特に「自分より年収が高い人」と会うと妙にビビッたりするでしょ?
年収をドラゴンボールのスカウターみたいに捉える人ってかなり多いと思うのですよ。年収400万円の人と年収4億円の人だったら後者の方がなんとなく怖いでしょ?……気持ちは分かるんですけど、そういう考え方やめた方が良いですよ。

数字なんてただの指標に過ぎません。
ある側面では「年収が高い方が優れている」と出るかもしれないけど、またある側面では「年収が低い方が優れている」と出たりするわけです。
今回の話もそうですね。情報配信や作家業、芸能活動などをする上で「フォロワー数」は絶対的な指標のように思えるかもしれませんが、実は相対的なもので「フォロワー数が多い程良い」というわけじゃないんですよ。

「思考」はエネルギーを使います。だからこそ人は「表層的な数字」で判断しようとします。簡単に簡潔に理解しやすいポイントで人を判断するのです。
学歴、職歴、年収、役職、企業の規模などなど、しかしどれも単なるひとつの要素に過ぎません。

物事を考える時、人を理解しようとする時、ビジネスを構築する時、表層的なもので判断しないようにしましょう。必ずその背景にある文脈を見る癖をつけてください。
「1万人が10円課金するのも、10人が1万円課金するのも算数的には同じこと」と先程書きましたが、もしフォロワー数で人を判断するなら、後者の凄さは永遠に理解できないわけです。
「なんだコイツフォロワー数少ないなカスだな」と思ったら、それだけ可能性が減るわけです。

これはいくら言っても理解できない人もいるでしょう。
テストで点数をさんざ競わされてきた私たちにとって「数で物事を判断するな」というのはかなりの難問です。しかしだからこそ、そうした方々と差別化が進みます。数で物事を判断しなくなると「10人が1万円課金する」客単価型の人を評価することができ、その分視野と可能性が広がります。

小売業のプロの方でも「売上1000万作ろう」とか考えると何故か皆、客数ばかりに囚われたりします。
でも目的が1000万なら、別に客数に囚われなくても1人が1000万使ってくれても良いわけでしょ?
こうした考え方ひとつで他人と全く違う行動を生み出すことができます。

数字だけで理解しようとしないこと、是非覚えてみてください。
皆が見る理解しやすい表層的な部分から脱すると、皆と異なる認識を得て、ひいては皆と異なる結果を叩き出すことができるのです。
是非ご参考に。

* * *
以上、MBさんに学ぶ、リモートワーク時代のビジネス成功術でした。
連載に加筆して、MBさん流の新しい仕事術をまとめた『もっと幸せに働こう』も発売中です! 

現在は「MBのお仕事クロニクル 僕はこんなもので出来ている」が好評連載中。
地方のいちショップ店員だったMBさんが、いかにして「MB」となっていったのか? 身の回りのことや内面のことなど、MBさんがMBたるゆえんについてたっぷりと語られます。

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