【2位】父親に会わせたくないなんて思っていなかった　第14話 母の想い ／「今朝もあの子の夢を見た」（野原広子）

更新のたびに賛否両論の反響を巻き起こす、野原広子さんの注目連載「今朝もあの子の夢を見た」。

主人公の山本タカシは、バツイチ、ひとり暮らし、スーパー勤務の42歳。
コーヒーを淹れ、朝食をとり、洗濯をして仕事へ。
そんないつもと変わらない日々のなか、新しく職場に加わった女性スタッフの鈴木真美と親しくなり、タカシは彼女に、離婚後娘に会えていないことを打ち明けます。
なぜ妻と娘は急にいなくなってしまったのか、なぜ可愛がっていた娘に会わせてもらえないのか。
理由もわからず悩み続けていたタカシですが、真美のサポートもあり、高校生となった娘・さくらと10年ぶりの再会を果たします。
再会時に手紙と連絡先を渡し、父子の交流が復活することを期待するタカシ。
しかし一向に便りがないまま、卒業後の娘の行方は再びわからなくなってしまい……。

「第14話 母の想い」（8月13日配信）では、ついに元妻が登場。
タカシが娘に会いたがっているのは知っていたこと、「会わせたくないなんて思ってなかった」ものの、日々の暮らしに精一杯でそのゆとりがなかったことなど、心の内が明かされました。

続く「第15話 つないだ手」も公開中です。

そして、野原さんファンに嬉しいお知らせが！
野原広子さんがすれ違う夫婦の姿をリアルに描き、手塚治虫文化賞を受賞した『妻が口をきいてくれません』のステーショナリーシリーズが発売されました。
身近な人へ気軽に楽しく気持ちを伝えられる、コミュニケーションサポート文具です。
「よみタイ」の特集記事でグッズの詳細と野原さんの特別コメントを紹介していますので、お見逃しなく！