2021.8.15
8月23日まで! 「夏デジ2021」でお得に読める、健康と生活を見つめ直すオススメ6冊
乳がん闘病と介護、両立生活のリアルがわかる
『介護のうしろから「がん」が来た!』は、直木賞作家・篠田節子さんによる乳がん闘病と介護エッセイ。
自身の乳がん検査、治療法のリサーチや病院選び、手術、乳房再建、そして同時進行で母の介護……。執筆の合間に、親の介護と自身のガン闘病に向き合う、怒涛の日々がユーモアたっぷりに語られます。
持ち前の取材魂と観察眼が冴え渡るドキュメントは、最初から最後まで“篠田節”炸裂。辛さを切々と訴えたり、ハートウォーミングで涙を誘ったりするようなエッセイとは一線を画す体験記です。
だからこそ、心から共感できるし励まされる人は多いはず。
読みものとして楽しみながら、介護やガン闘病のリアルがわかる1冊。
介護やガンが身近な人も、そうではない人も、パワフルな著者の姿勢にパワーがもらえる作品です。
乳房再建手術を担当した聖路加国際病院・ブレストセンター形成外科医との対談「乳房再建のほんとのトコロ」も収録されています。
熱中症や嘔吐など、身近な病気を正しく理解する
夏休み中にぜひ親子で読んでいただきたいのが『漫画家しながらツアーナースしています。こどもの病気別“役立ち”セレクション』。
現役漫画家にして、修学旅行や林間学校に同伴する看護師、通称「ツアーナース」である著者・明さんが見つめた、こどもの病気の最前線。ほっこり泣けて、役に立つハートフル・コミックエッセイです。
「ケガと消毒」「やけど」「嘔吐」「アトピー」「てんかん」「ストーマ(人工肛門)」など、子どもの病気や怪我について、ツアーナースの視点からわかりやすく紹介されています。
特に、「熱中症」のリスクや対処法を紹介するエピソードは、暑さへの意識が高まるこの時期に必読です。
医療監修を担当する坂本昌彦氏(佐久総合病院佐久医療センター小児科医長/「佐久医師会 教えて!ドクタープロジェクト」リーダー)との対談コラムも掲載。
感動的なストーリーで漫画を読む楽しさを味わいながら、自分や大切な人の命を守る知識が身につきます。
* * *
今回はご紹介した電子書籍は今月23日までの「夏デジ2021」期間中、お得に読むことができます。
この機会をどうぞお見逃しなく!
文芸書から実用書、写真集、雑誌まで、様々なジャンルの人気タイトルがセール対象。
シリーズ累計80万部突破した『後宮の烏』(白川紺子)や、『逆ソクラテス』(伊坂幸太郎)、『描きたい!!を信じる 少年ジャンプがどうしても伝えたいマンガの描き方』(週刊少年ジャンプ編集部)などなど、注目作が目白押しです。
「夏デジ2021」は、「Amazon Kindle」「楽天kobo」「honto」「Reader Store」「ブックパス」他、主要電子書店で実施中。
期間は8月10日から23日までです。