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運命の女より猫が好き…太宰治、中原中也を抑えての1位とは? 「ブンゴウ泣きたい夜しかない。」人気エピソードTOP3

太宰が惚れた石井桃子の名言に注目

第2位は、連載第7回「【文豪と仲人】太宰治が淡い恋心を抱いた石井桃子と、仲を取り持つならはっきりしてほしい井伏鱒二のお話」
3位に続き、男女3人の不思議な関係に着目したエピソードがランクインしました。

美知子夫人と結婚したばかりにもかかわらず、児童文学作家の石井桃子に惹かれてしまった恋多き男・太宰治。
しかも太宰は、あろうことか、美知子夫人を紹介してくれた人物であり結婚の仲人でもある井伏鱒二に、桃子への恋心の相談をするのです……。

この回では、太宰の死後、「太宰君はあなたのことが好きでしたね」と明かした井伏に対し、石井桃子が「わたしなら太宰さんを殺しませんよ」と返したという、当意即妙の名言にも注目が集まりました。

恋の悪癖が止まらない太宰、太宰に振り回される井伏、そんな二人を温かく見守った石井桃子(写真提供/(公財)東京子ども図書館)
恋の悪癖が止まらない太宰、太宰に振り回される井伏、そんな二人を温かく見守った石井桃子(写真提供/(公財)東京子ども図書館)

このエピソードを読んだ読者からは、「数々ある太宰の恋愛話の中で、石井さんとの関係が一番好き」といった声のほか、「石井桃子さん、かっこいい」「井伏さんの気弱だけどユーモラスなところがいい」など、太宰と不思議な絆で結ばれた二人の人間性に着目するコメントも多く寄せられました。

人気文豪・太宰治について、素丸さんは……。

「太宰と言えば女性にだらしがなかったり薬物中毒になったり……とダメ男の代表みたいな人ですが、そこを隠そうともせず等身大で苦悩する姿に、彼の人気の秘密があるんだろうと思います。まわりの人たちは振り回されて大変だったでしょうけど。
そんな太宰に振り回されっぱなしだった井伏鱒二と、尊敬する石井桃子さんについての記事がランクインして嬉しいです。この記事は、石井桃子さんが作った私設図書館かつら文庫の方にも読んで頂き、喜んでいただけたのが嬉しかったです。かつら文庫は近所なのでコロナが落ち着いたら是非ご挨拶に伺いたいです」

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