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遂に天才復活、肉好きが待ち望んだ焼肉屋【誇味山】が西麻布にオープン!

年間200食もの牛肉を食べるという、名実ともに肉バカ、小池克臣が日々蓄えてきた肉への愛、知識、体験……そのすべてを注ぎ込む究極の肉コラムがここに。肉好きはもちろん、そうでなくても知っておくべき肉のあれこれが満載!

何の世界でも同じかもしれないが、世の中には天才というものが存在する。

他を圧倒する力を持ち、他が真似のできないクオリティを見せつけてくれる。

焼肉の世界で天才を挙げよ、と言われてパッと頭に思い浮かぶ人間が1人いる。

天才ロスに嘆いた日々はようやく終わりを告げた……!

その天才は他業種からド素人として焼肉業界に飛び込み、世田谷・用賀の「ら・ぼうふ」を連日行列の出来る超人気店に育て上げた。

駅からの立地が悪いにもかかわらず、常に行列が途切れない人気ぶりは、天才の天才たる所以だろう。
その当時は、肉バカも週末の15時頃にお店の予約帳に名前を書きに行っていたものだ。

天才の伝説はそれではおさまらない。

肉の女王、シャトーブリアン
肉の女王、シャトーブリアン

ら・ぼうふから独立し、これまた立地の悪い世田谷の弦巻に「コソット」を立ち上げた。

ら・ぼうふ時代にはなかったカウンターがあり、肉バカがカウンター焼肉の真の醍醐味に触れたのは天才のおかげと言える。

カウンター焼肉のよさは、ただ作業が見られるというだけでなく、店主とコミュニケーションをとることで、よりお客さんの好みにあった焼肉を食べることが出来ること。

あまりの居心地のよさからコソットはたちまち人気店となり、その後は港区・麻布十番に2号店もオープン。

そして2号店までお客さんでいっぱいしてしまうのが、これも天才の凄さ。

しかし、焼肉界の天才にも転機が訪れる。

ら・ぼうふに続き、コソットを超人気店にした天才だが、諸事情により2016年1月でコソットを離れなければならず、お店を後輩に任せ、自身は山梨で飲食とは一切関係のない仕事に就かなければならなかった。

今までの焼肉とは一線を画す、オリジナリティ溢れた天才の焼肉が……
肉バカをはじめとする全国の肉好きが天才ロスに嘆いた。

しかし、天才が山梨に隠居してから3年という時間を経て、遂に2019年1月に東京に戻り、西麻布で「誇味山(こみやま)」をオープンさせてくれたのだ。

この一報を聞いた時の喜びは筆舌に尽くし難い。

それほどまでに肉バカは天才・込山さんの焼肉に惚れ込んでいる。

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小池克臣

こいけ・かつおみ●1976年、神奈川県横浜の魚屋の長男として生まれたが、家業を継がずに肉を焼く日々。焼肉を中心にステーキやすき焼きといった牛肉料理全般を愛し、さらには和牛そのものの生産過程、加工、熟成まで踏み込んだ研究を続ける肉の求道者。著書に『No Meat,No Life.を実践する男が語る和牛の至福 肉バカ。』がある。
公式ブログ「No Meat, No Life.」→ http://d.hatena.ne.jp/BMS12/

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