2021.3.17
3月20日を境に運気はまったく別物にー「運命日」占いの橘さくらが教える3〜4月の運勢と幸運の運命日
2021年で今後気を付けるべきシーズンは5~7月
最後に、ちょっと気になることをお話しします。
去年から私たちを振り回し続ける新型コロナウイルスですが、今年の5~7月に第4波が来そうなので、まだまだ油断は禁物です。なぜなら、この時期、拡大の星・木星が魚座に入るからです。
最初にもお話ししたように、魚座のルーラーは海王星。それは「境界線がなく広がっていく」ことを示唆する星です。そして、魚座はその象徴するいくつかのものの中に、伝播・感染症といったものがあります。なので、木星が魚座入りする5月14日から7月28日は、感染症が拡大する可能性のあるシーズンといえるのです。
実は私はこうした星の動きから、2021年の5~7月はコロナの新しいピークがまたやってくるシーズンなのでは、と去年から危惧していました。けれど、ここ1か月くらいの収束ぶりを見て、これは拡大は拡大でも、「コロナの拡大」ではなく「ワクチンの拡大」なのかな、とも思うようになったのです。画期的なワクチンが開発され、わーーっと広がっていくのではないかと。
ここは、すごく悩むところですが、今の段階ではやはり「コロナの拡大」、第4波の兆しのほうが正しいのかなという気がしています。さらに正直なことを言ってしまうと、2022年の11月末ごろまでは、コロナに関してはまだちょっと厳しい状況が続くのかな、と思います。
例えば海外旅行にしても、ハワイやシンガポールくらいまでなら、そのうちに行けるようになったとしても、以前のように世界各国を誰もが気ままに旅できるような世の中に戻るには、コロナ禍による失業率の増加と治安の悪化、そしてアジア人差別のおそれといったことも鑑みると、2025年くらいまではちょっと厳しいかもしれません。
最後にネガティブなことを言ってしまいましたが、まだまだ揺れ続く激動の「風の時代」で、無理なく生きていくためにいちばん肝心なのは「自分のセンサー」を信じることです。自分が「違和感」を感じることに無理やり合わせようとしてもいいことはありません。ステキなことが起きると信じ、創意工夫を忘れずにいましょう。
そのために、今日お話しした、3~4月の「運命日」たちを活用していただければうれしく思います。
橘さくら
2021年4~12月の12星座ごとの運命日と運勢がすべてわかる!
「お気づきでしょうか? いま私たちは、未来を決定するとても重要な局面を迎えていることに」――
何かが起きるかもしれない日をズバリ、日付を指定して占う「運命日」占いで、女優やモデル、政財界にまで熱烈な支持者を持つカリスマ占星術家・橘さくらさん、待望の新刊。2021年4~12月までの、12星座ごとのベスト運命日やハッピーアイコン、全体・恋愛・仕事運はもちろん、星の動きが教えてくれる小さなヒントたちなどがぎっしり詰まっています!
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イラスト/フロマージュ