2021.6.17
気分は大作家? 6月19日〜神保町にて「文豪缶詰月間」始動! 文豪クイズラリーも見逃せない!
神保町で、大作家たちのあれこれに触れながら散策を楽しめる「文豪缶詰月間」
2021年5月に残念なニュースが神保町界隈を、そして文豪フリークたちの間を駆け抜けました。あの、鳳明館が当面の間、休業することに!
本郷といえば、数多の文豪が居を構えたり、投宿していた場所であり、出版社が漫画家や作家たちをカンヅメにしていた旅館も多くありました。しかし100軒近くあった旅館も、今は鳳明館と更新館を残すのみでした。
昭和25年の創業以来、増築や補強等はしたものの、ほぼ昔の姿のまま。文学の趣にあふれる雰囲気は文豪ファンならずとも魅力的なスポットで、休業を惜しむ人は少なくありません。
そんな、この鳳明館を利用しての「文豪缶詰プラン」(主催/(株)八十介)なる体験型宿泊プランが人気を呼んでいました。ブラックな架空出版社「鳳明出版社」が、先生たち(宿泊客)を容赦なくカンヅメにし、原稿を催促するというユニークな宿泊プランは、カンヅメにされる文豪気分を余すところなく体感できる、と評判に。
そこで、鳳明館が休業になったことで、今年はこのプランを引き継ぎつつ、エリアに合わせた新しい形で、2021年6月19日(土)から7月19日(月)の1カ月間、千代田区・神田神保町で「文豪缶詰月間」なるイベントが開催されることに!
「文豪缶詰月間」とは、本の街・出版社の聖地・伝説のカンヅメ旅館が点在したエリア、ということで、「神保町の街で執筆したり仕事したり、街歩きを楽しんだりする1ヵ月」として設けられたイベント期間。
神保町駅界隈のイベント協力店舗では、【缶ヅメバッヂの提示で特典がある】【クイズラリーのクイズが掲示されている】【クイズラリーの景品交換ができる】【缶ヅメバッヂ&クリアファイルを販売している】など、様々な特典やお楽しみが。
また、7月3日(土)限定で、サクレン神保町・御茶ノ水ホテル昇竜館の2つのホテルで、鳳明館同様の「こもって作業に集中したい方(サクレン神保町)」と、「イベント感を楽しみたい方(お茶の水ホテル昇龍館)」のようにそれぞれ特徴を分けた「文豪缶詰プラン」宿泊を実施するので、伝説の宿泊体験を体感したい方はぜひこちらで。
イベントの詳細はこちらから。
缶ヅメバッジセットの購入は特設購入ページから、サクラカフェ神保町と神保町ブックセンターでも6月19日(土)から購入可能です。
そして何といっても「よみタイ」的に見逃せないのは、神保町駅周辺で実施される「おかしくも愛おしい文豪クイズラリー」。
「文豪」「読む」「散策」をコンセプトに、文豪の愛すべき奇天烈エピソードにまつわるクイズが街のあちこちに貼りだされます。アプリ不要で参加でき、ウェブ上でクイズの回答を入力するとスタンプをゲット。誰でも無料で参加できるイベントというのも大きな魅力です。
クイズラリーを制覇したら、いちご大福専門店「よねはく」で先着50人にいちご大福をプレゼントなどの特典もあるので要チェック!
しかもクイズの内容は「よみタイ」の進士素丸さん連載『ブンゴウ泣きたい夜しかない。』とのコラボ!
文豪、文芸にそんなに詳しくない人も、本連載をチェックすることでラリー制覇も夢じゃなし!
文豪クイズラリーの詳細はこちらから。
連載ともども、ぜひお楽しみください!