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「妻が口をきいてくれません」の結末をファンが徹底予想! 作者・野原広子さんの特別コメントも

結末予想6:ラブラブになってほしい

「願望も込めて……」と前置きをして、「ラブラブになる! なってほしい!」と言うのがサキさん(30代女性)。「(妻口の)続きが気になって、展開を何パターンも妄想して眠れなくなるほどハマっています!」とのこと。

「最初は“察してちゃん”な妻にイライラしてました。でも(ストーリーが進んで)だんだん夫が妻に対してやってきたことがわかって、これは無視するのも仕方ないな、と。一緒に住んでいて6年無視する根性もすごいけど、それだけ悲しみが大きかったというのもわかってきて、切ないです」

それでも「ラブラブになってほしい」と願う、その心は……?

「私も何かがほんの少しでも違っていたらこの夫婦みたいになっていただろうなぁと思います。具体的に離婚話までいったことはないけど『失敗したかも』と思ったことはある。でもコロナの問題が起きて、『家族』の存在の大きさに気づきました。夫という存在がいることで、支えられる部分があるというか。私自身が『夫がムカつく』と思えるのも大事な日常の一部だと気づいたのかもしれません」

実は、現在妊娠中のサキさん。
「子どもが生まれて夫がこんな風になったら嫌なので、今(夫に妻口を)一生懸命読ませていて。夫のLINEに(URLを)送りつけてます。『雷に打たれて死ね』の場面(10話)は『こんな風に思ったことある?』って聞かれました(笑)」

気象事故というところがポイント(野原広子「妻が口をきいてくれません」より)。
気象事故というところがポイント(野原広子「妻が口をきいてくれません」より)。

結末予想7:妻はもうこの世にいない……?

最後に、「妻はもう死んでいる」と驚きの予想を披露してくれたのが、シンペーさん(40代男性)。

どこから「妻死亡説」はやってきたのでしょうか。
「いくら夫が話しかけても妻からの反応はない。しかもその表情は能面のよう……。なんでこの妻は話さないのか? 話せない? 死んでる? と考えました」

愛する妻の死を受け入れられず、幻影に話しかけ続ける夫。数十年経って、やっと妻が口をきいてくれたとき、それは年老いた夫が天国へ旅立つときだった……と、感動の夫婦愛ストーリーを思い描いたというシンペーさん。
でも連載が進むにつれ、その予想も何度か修正されているそうです。

「最近は、もしかしたら死んでいるのは夫かもしれないと思えてきました」とのこと。
いずれにしてもこの世のものではないストーリー展開のようですが、その根拠は?
7話で、夫が刺されて血まみれになっているシーンが突然出てくるんですよ! 優しいタッチですが、なかなかショッキングな絵ですよね。これは、作家さんからのメッセージではないかと。9話でも、包丁を荒々しく使う場面が何度も出てきて、何かヒントが隠されているのかも」

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