2020.4.25
4月25日は「落とし物の日」! 文学界の異才・せきしろ氏が放つ落とし物妄想ストーリー5選
買い物メモの内容を落とし物でコンプリート
最後はちょっと趣を変えて、先ほど登場した「買い物メモ」から派生したお遊びを。
拾ったメモに書かれていた「ペーパー」、「小皿」、「ピンチ」、「おはし」、「よるごはん」、「お花」、「印かん」を、「道に落ちているものだけで全て揃えることはできないか」と考えた、せきしろさん。
実際にメモを片手に街を探し歩くのは大変なので、過去に撮影した落とし物写真の中からメモに当てはまるものを探してみることにします。
ペーパーは勝手にキッチンペーパーのことだと思って探していた。しかし残念ながらキッチンペーパーは見当たらなかった。そこで「ペーパーはキッチンペーパーとは限らない」と考えを変え、紙が写っている写真を探した。
コンプリートのためには柔軟な発想転換も欠かせません。
持ち主の手から離れ、路上に残されてしまったメモ。
そこに書かれた内容を、それぞれ本来あるべき場所からはぐれてしまった物たちで何とかそろえようと奮闘する、切なさと謎の使命感が同居するようなゲームです。
果たしてこのオツな遊びの考案者であるせきしろさんは、コンプリードできたのでしょうか!?
その結果は本編でご確認ください。
*「『印かんパーティ』の買い物メモの内容は、落とし物でコンプリートできるものなのか?」より
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以上、落とし物の日記念特集でした!
それぞれの落とし物にまつわる妄想ストーリーは、ぜひ連載「東京落物百景」の本編でじっくりとご堪能ください!
みなさんも落とし物の背景にあるストーリーにあれこれ思いを巡らせて、文学界の異才・せきしろさんと妄想合戦を繰り広げてみてはいかがでしょうか。