2020.2.27
“ハマのGT-R”は、仁義を重んじる男! 横浜F・マリノス仲川輝人 「今季は23点、獲ります!」
とびっきりのスピードでピッチをかっ飛ばす”ハマのGT-R”には本物がよく似合う。今年1月のこと、2019年シーズンのJリーグMVPを獲得した仲川輝人(27歳)に、横浜F・マリノスの筆頭株主である日産自動車から「ワンガンブルー」のGT-Rが贈呈された。ボンネットに刻まれたトリコロールの「23」(”ニッサン”)はキラキラと輝いていた。
「日産といえば多少なりともGT-Rのイメージがあって、自分もスピードのあるタイプ。かけ合わせる意味もあって背番号を19から23にしたんです。これから代々、スピードのある選手がつけていく伝統的な番号になればいい。自分がまずその1番手になりたいという思いがあったし、自分に対してプレッシャーをかけたかった」
19年シーズン開幕を前にしての背番号変更。そして、15得点9アシストをマークし、得点とアシストを合わせて23以上というシーズン目標を見事にクリア。同僚のマルコス・ジュニオールと共に得点王のタイトルも獲得し、「23」を1年でエースナンバーに引き上げた。ファン、サポーターのみならず、筆頭株主さえ喜ばせたのだった。