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「すべての人を教師と思う」など、はあちゅう&新R25編集長が教える、コミュ力アップの“3つの心構え”

満席の会場。お二人の会話から出てくる名言の数々に、メモをとる音が止まらない (撮影/齊藤晴香)
満席の会場。お二人の会話から出てくる名言の数々に、メモをとる音が止まらない (撮影/齊藤晴香)

心構えその3。「自分が好きな言葉を自覚すれば、人に響く言葉を作れる」

なにか気の利いた言葉を言おうとした時に相手にとって「心に響く名言」になる人もいれば、逆に「ありきたりでつまらない言葉」になってしまう人もいる。その違いは一体なんなのでしょうか。はあちゅうさんはこう語られました。

「口にする言葉がまず自分自身にハマっているかが大事だと思います。たとえば優しい言葉と厳しい言葉のどちらが好きか、など自分がどんな言葉を好きなのかを自覚することが重要。自分に響く言葉がわからない人に、人に響く言葉は作れないと思うんです。
そのためには、『言葉集め』がオススメです。たとえば私は、電車の広告からTV、変わったところだと政府の発表までチェックして、少しでも自分の中で気になる言葉があると、すぐにメモをします。もともと知っている言葉より自分の中にない言葉を意識的に探すようにしている感じで。話す言葉を磨くためには、小手先のテクニックより、言葉に対する“意識”や“感情”が大切だと思っています」

たしかにどんな名言であろうが、なにかの本から適当に拾った他人の借り物のような言葉をそのまま喋ってもなかなか人には響かないですよね。 

以上、3つの心構えを意識すれば、コミュニケーション達人になる日も遠くない!?

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はあちゅうさんが語った「言葉集め」にも役立つのがエッセイ集『普通っぽいのになぜか心に響いて離れない恋と仕事51の名言』。読めば、さらにコミュニケーションの上達につながる「名言」に出会えるはずです。

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新刊紹介

はあちゅう

ブロガー・作家。慶應義塾大学法学部卒。「ネット時代の新たな作家」をスローガンに読者と直接つながって言葉を届ける未来の作家の形を摸索中。著書に『とにかくウツなOLの、人生を変える1か月』(KADOKAWA)『半径5メートルの野望』『通りすがりのあなた』(ともに講談社)、『「自分」を仕事にする生き方』『仮想人生』(ともに幻冬舎)『旦那観察日記~AV男優との新婚生活~』(スクウェア・エニックス)などがある。
インスタグラム・ツイッター:@ha_chu

渡辺将基

株式会社Cyber Now取締役、『新R25』編集長。2008年株式会社モンスター・ラボに入社し、Webサービスやスマートフォンアプリの受託開発における企画営業およびプロジェクトマネージャーを経験。株式会社カカクコムを経て、2012年株式会社サイバーエージェントに入社し、社長室にて複数のスマートフォン向けサービスの品質管理や新規サービスの立ち上げサポートに従事。2014年からWebメディアの立ち上げ・運営に携わり、2017年9月に若手ビジネスパーソン向けメディア『新R25』を創刊、編集長に就任。

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