2023.7.18
62歳ラフィンノーズのチャーミーが語る「まだまだ上がっていく自信がある」理由とは?週間ランキングTOP5【7月10日~7月16日】
【4位】そして「バル」だらけになった……スペインから導入されたあまりにも万能すぎる業態 /「異国の味」(稲田俊輔)
南インド料理など食の新しい潮流を生み出し続ける料理人で飲食店プロデューサーの稲田俊輔さんによるエッセイ連載「異国の味」。
「現地風の店」が出店すると、なぜこれほど日本人は喜ぶのか。
日本人が「異国の味」に求めているものはなんなのか。
博覧強記の料理人・稲田さんが、日本人の「舌」を形成する食文化に迫る連載です。
「そして『バル』だらけになった……スペインから導入されたあまりにも万能すぎる業態」(7月14日配信)は、スペイン料理編の後編。
前回の前編では、日本においてスペイン料理がいかに受け入れられていったのか、その変遷が考察されました。
後編の今回は、スペイン料理の「バル」に注目。
前菜・メイン・デザート、みたいなコース料理が暗黙の前提となるレストランは、多くの日本人にとって少々「荷が重い」ものでもありますが、バルにはそれがありません。日本人が慣れ親しんだ居酒屋そのものなのです。
日本人にとってあまりにも使い勝手がよかったバル。それゆえに、フレンチバル、寿司バル、肉バルなど、「拡大解釈バル」が急増していき……。
「外食が楽しくなる」「街中のレストランをみる目が変わる」など大好評の本連載。
次回は7月28日(金)公開予定です!