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エハラマサヒロさんに窃盗疑惑!? 「よみタイ」週間ランキングTOP5【11月14日〜20日】

【3位】川に身をゆだねた兄をめぐる記憶ー思い出はどこまで正確か/「犬と本とごはんがあれば 湖畔の読書時間」(村井理子)

人気翻訳家・村井理子さんのエッセイ+読書案内「犬と本とごはんがあれば 湖畔の読書時間」から、連載第36回「川に身をゆだねた兄をめぐる記憶ー思い出はどこまで正確か」(11月15日配信)。

今回は、村井さんにとって忘れられない家族の思い出について。

 私たち家族四人は河原に遊びに来ていた。私は確か五歳ぐらいだったと思う。私たちが休日にやってきた安倍川は、静岡市葵区から駿河区に流れる川で、浅いけれど、川の幅は広い。時間帯によっては流れも速くなる。私の記憶は、この安倍川のたもとで母が叫んでいるところから始まる。母の必死の視線の先には兄がいる。兄は流れが速くなっていた安倍川に、どんどん入っていってしまう。いくら母が戻りなさいと大声を出しても、兄はいっこうにかまわず、岸から離れていく。私はその兄の後ろ姿と、母の後ろ姿を見ていた。

叫ぶ母の白いスカート、握っていた父の手の感触、流れる水の音……。当時の情景がありありと思い出されたものの、ふと、これは本当の記憶なのか、記憶の補完をしてしまったのではないか、と不安になった著者。

過去の記憶と記録をたぐり寄せ、考え抜いた末に辿りついた真実とは……?

【2位】「離婚したいの」出産から間もない妻が夫に切り出した最大の理由〜第43話(里奈・前編)/「恋と友情のあいだで」(ふるかわしおり)

「東京カレンダー」で連載された同名小説を、人気漫画家のふるかわしおりさんが初のコミカライズ化した「恋と友情のあいだで」。
ランキング常連の超人気連載から、第43話「『離婚したいの』出産から間もない妻が夫に切り出した最大の理由」(11月12日)が、第2位に登場です。

本作は、大学の同級生だった里奈と廉、ふたりの男女それぞれの視点で交互に描かれる、ヒューマンラブストーリー。

里奈が夫・直哉にはっきりと離婚の意思を伝える衝撃シーンから始まる第43話。
直哉との話し合いは平行線を辿り、このままでは何も変わらないと考えた里奈は、幼い娘を連れて家を出て、実家に身を寄せることにします。

一時は、廉との関係を絶ってまでも、直哉と夫婦でい続けることを選んだ里奈でしたが、家を空けてばかりの夫に対して、とうとう離婚を要求。
その決断の背景には母となった里奈の強い思いがあったのです。

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