2022.11.21
娘の家に一度しか訪れなかった母。死後明かされたその切ない理由とは? 「よみタイ」週間ランキングTOP5【11月13日~11月19日】
【4位】看取ったあとも残された人たちの人生は続くから「特別編 『突然』の傍らで寄り添う」/「いのちの教室」(明)
『漫画家しながらツアーナースしています』シリーズの著者、明さんの最新エッセイ連載『いのちの教室 あなたの最期が私に教えてくれたこと』。
病棟看護師としての経験の中から考えた死生観を、独自の視点で描くヒューマンエッセイです。
『漫画家しながらツアーナースしています』の前日譚ともいえるストーリーで、著者がツアーナースになるきっかけとなったエピソードも紹介されています。
「よみタイ」で2021年8月〜2022年8月まで連載。ウェブ連載に書き下ろしを加えた単行本が絶賛発売中です。
「看取ったあとも残された人たちの人生は続くから 特別編 『突然』の傍らで寄り添う」(11月6日配信)は、単行本の発売を記念して配信された特別編。
単行本に収録されている第6話「突然」のアナザーストーリーとなっています。
ある日、明さんが働く病院に緊急搬送されてきた40代の男性。
駆けつけた男性の妻は「本当に主人なんですか?」と、なかなか事態を受け入れることができません。
明さんは、そんな家族を看護師としてサポートしながら回復を祈りますが、妻と二人の子供を残して男性は亡くなってしまいます。
パパの死が理解できないほど幼い子供を抱え、呆然とする妻。
残された家族の様子を間近で見て、看護師たちが願ったことは……。
「泣ける」「大事な人を悲しませたくない」「いざという時に家族が困らないようにしないと」など、様々な声が寄せられています。