2022.11.7
4刷決定!麻布競馬場さんの短編集『この部屋から東京タワーは永遠に見えない』が超話題!「よみタイ」週間ランキングTOP5【10月30日~11月5日】
前回は、まめさんのコミック連載「思いっきり東京ライフ」が1位に輝きました。
今回のランキングはどのようなラインナップとなるでしょうか。
各連載のあらすじや、読みどころもあわせてご紹介します!
(構成・文/よみタイ編集部)
【5位】悪口だけが洗脳ってわけじゃない 第18話 心配/「今朝もあの子の夢を見た」(野原広子)
コミック連載「今朝もあの子の夢を見た」。
『妻が口をきいてくれません』で第25回手塚治虫文化賞「短編賞」を受賞した野原広子さんが、離婚後の家族に切り込む注目作です。
「第18話 心配」(10月8日配信)で、ウェブ連載最終回を迎えました。
主人公の山本タカシは、バツイチ、ひとり暮らし、スーパー勤務の42歳。
コーヒーを淹れ、朝食をとり、洗濯をして仕事へ。
そんないつもと変わらない日々のなか、新しく職場に加わった女性スタッフの鈴木真美と親しくなり、タカシは彼女に、離婚後娘に会えていないことを打ち明けます。
真美のサポートもあり、娘・さくらと10年ぶりの再会を果たしたタカシ。
再会時に手紙と連絡先を渡し、親子の交流が復活することを期待していましたが、一向に便りがないまま、娘の行方は再びわからなくなってしまいます。
一方、さくらは、大学生になり、母の元を離れて一人暮らしを始めました。
誰もいないアパートで、幼い頃の記憶や感情がよみがえり……。
ついに、タカシの娘・さくらの気持ちが明らかになり、「本質がえぐり出されている」「子どもの心理描写がリアル」「身につまされる」など、大きな反響が寄せられている最終回。
物語の本当の結末は、連載に書き下ろしを加えた単行本でお読みいただけます。
タカシとさくらの再会はあるのでしょうか。そして、結婚生活に苦しみ、離婚後は女手一つでさくらを育てた母の気持ちは……!?
単行本は11月25日(金)発売。ただいま予約受付中です!