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『漫画家しながらツアーナースしています』ダブル重版! 新型コロナ禍のいまこそ読んでほしい「あの時 話してくれた君へ」

現役漫画家にして、修学旅行や林間学校に同伴する看護師、通称「ツアーナース」である明さんが、病気を抱える子どもたちの事情や想いを描く人気連載「漫画家しながらツアーナースしています。」
単行本第1弾『漫画家しながらツアーナースしています。』と、第2弾『漫画家しながらツアーナースしています。こどもの病気別“役立ち”セレクション』が好評につき11月2日に2巻同時重版出来! 

それを記念して昨日から配信している2日連載特別企画。2巻の単行本それぞれから各1話ずつ、著者の明先生が「いまこそ読んでほしい」と厳選した回を、その選んだ理由や重版に関する特別コメントとともに掲載しています。ご一読ください。

(構成/よみタイ編集部)

「あの時 話してくれた君へ」を明先生が選んだ理由は?

ツアーナースを始めてから、多くの学校でたくさんの子供たちに接してきました。その中には、心に傷を負った子供たちもいました。そして傷だらけの手首の子――、それも一度や二度ではなく、何度も何度も出会いました。(一巻の『さびしい子ども』も読んでもらえると嬉しいです……)

このエピソードに登場する女の子は、明るくて、おしゃべりが好きで、とても楽しい子です。
でも、彼女の心の中には、家庭にある問題への苦しい気持ちがありました。
ツアーナースとしてたまたま出会った私には、彼女の問題を解決できるすべがありません。でも、もし彼女がたまたま口を開いたこの機会を逃したら、次はいつ機会が巡ってくるのかわかりません。その時にできることは、何なのか、一生懸命考えました。

毎年、夏休みや冬休み、ゴールデンウィークが明けると、子どもの自殺が増えるといわれています。
10代20代の死因は、ここ数年で自殺が第1位になりました。

そして今年は、学校もオンラインになったり、休みも不規則になったり、子どもも大人も大変です。
そんな時、家族や先生だけでなにもかも頑張るのはしんどいだろうな、と思います。

このお話を通して、身近な子どもたちにちょっと優しい目を向けてくれたら嬉しいです。
いまは宿泊行事も減り、ツアーナースのお仕事自体はほとんどできない状態なので、私は直接子どもたちと触れ合うことはできません。
でも、姪っ子や甥っ子、身近な子どもたちと触れ合う一瞬一瞬を大切にして、その時できることを頑張ろうと思っています。もちろん、子どもたちだけじゃなくて、大好きな家族や友人、仲間たちにも、大好きをたくさん伝えて、一緒に生きていってほしいとねがっています。

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みん●看護師&漫画家。過去作にGANMA!『LICHT-リヒト-』Ming短編集①~③。また看護師コミュニティサイト「看護roo!」に『ナースの力』掲載。ツイッター @rikukamehameha

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