2020.10.27
10月27日は「文字・活字文化の日」! 読めば読むほどモベーションが上がる厳選5冊
当たり前のことを継続することで達成できる強さを学ぶ
『秋本治の仕事術 『こち亀』作者が40年間休まず週刊連載を続けられた理由』は、週刊少年ジャンプで『こちら葛飾区亀有公園前派出所』、通称『こち亀』を一度の休載もせずに40年間連載し続けた漫画家・秋本治さんによる初のビジネス指南書です。
偉業を成し遂げた天才の仕事術とはどんなに奇抜なものかと思いきや、ここで紹介されているのはごくごく「当たり前」に思えるようなものばかり。
しかし読み進めるうちに、当たり前のことを一つひとつ何十年間もやり抜くことがいかに大切で己の力となることかが、とてもよくわかります。
「なぜ、40年間も週刊連載を休まずに持続できたのか」これは僕がとてもよく聞かれる質問です。対する僕の答えは、さほど面白いものではないかもしれません。いまになっていえることといえば、“目の前にあることをこなし、ひとつ ひとつ積み重ねること”。月並みかもしれませんが、これしかないのです。
小さな努力を「普通」「つまらない」とおざなりにしてはいませんか? それを積み重ねていく意志と力を持つ者こそ、真の天才であり成功者。
原点に立ち返り、地に足をつけて仕事に取り組みたい人こそ必読です!
「こち亀」の書き下ろし漫画つき。
書籍の詳細はこちらから。
社会、会社、自分の「こうあるべき」から解放される
『働く女子と罪悪感「こうあるべき」から離れたら、もっと仕事は楽しくなる』は、メディア業界の一線で挑戦と続ける男女均等法世代の一人、AERA元編集長・浜田敬子さんが次世代へ贈るメッセージ。
新聞記者時代「女はいいよな」「男性記者にかわってください」と言われたり、我が子を実家や学童に預けながら働くことに罪悪感を覚えたりしながらも、キャリアを築いてきた著者。その奮闘ぶりに感銘を受けつつ、働く現場からみた日本のジェンダー史も振り返ることができる1冊です。
同世代の働き続けてきた女性たちには、むしろ「女性も働くべき」と頭でっかちな主義主張から働き続けてきた人は少ない。仕事って楽しい、仕事が好き、という感覚をどこかで一度は味わったことがあり、それが忘れられないからこそ続けてきたのではないだろうか。
働き方に悩む女性はもちろんですが、性別に関わらず、「〜べき」という固定概念に縛られて、働く楽しさや情熱を見失ってしまっている全ての人におすすめです!
書籍の詳細はこちらから。
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読書週間第2弾では、「心と体を癒す5冊」を紹介予定です!