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醜い豚、怠け者のロバ、腹黒い犬…ことわざ界で虐げられるかわいそうな動物たち

身近だからこそ? 扱いがぞんざいな「犬」

犬が出てくることわざは世界中にたくさんあります。犬は、人間の良きパートナーのイメージがありますが、意外(?)なことに、ことわざの中では裏切り者や、腹黒い者のたとえとして登場することも。
たとえ扱いがぞんざいでも、ことわざによく登場するということは、それだけ犬が人間の生活に密着した、身近な存在であることの表れでもあります。

こんなに長い間、人間を慕って支えてきたのに、ことわざ界では信用されていない犬。(イメージ画像/写真AC)
こんなに長い間、人間を慕って支えてきたのに、ことわざ界では信用されていない犬。(イメージ画像/写真AC)

「犬と友達になっても手から棒を離すな」(カザフスタン)
油断してはいけないという忠告。

「犬と一緒にカバンに入るな」(マケドニア)
「腹黒い人と一緒にいてはいけない」という意味。

「雑種犬の屁のように役立たず」(アルゼンチン)
怠け者や臆病者のたとえ。

「犬のように暮らして犬のように死ぬ」(ウクライナ)
みじめな暮らしのたとえ。

まだまだある! 世界の面白いことわざ

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