2021.6.13
感動と共感の声多数!『漫画家しながらツアーナースしています。』現役ナース・先生・ママに聞いた“推し回”&“推しコメント”まとめ
貧血もちの悩みに共感の声続々。「おなじでもちがうこと」
続いても、自分や周りの人が同じ病気を持つという方々から、共感と支持が集まった回。
やはり身近な病気にまつわる回は、その辛さや悩みがリアルにわかるので印象に残り、推し回に選ぶ人が多かったようです。
「おなじでもちがうこと」は、貧血がテーマ。
周囲の人から「さぼっているのでは?」と思われるのが嫌で、貧血で体調が悪くても無理をしてしまう女子中学生のお話です。
「同じ貧血もちとして辛さがわかる!」という声が多く寄せられました。
「貧血に限らず、症状や程度の重さは人それぞれ。一人ひとりに寄り添うことを知ってほしいと思いました」(ナース)
「私も学生の頃よく貧血を起こして朝礼中に倒れ、周りから『またさぼって帰った』と思われていたので、自分のことのようで共感しました」(ママ)
「ツアーナースの明さんが貧血の子に寄り添って、悩みを共有しているシーンに心が温まりました。さりげなく周りに話をして女の子への配慮がなされるように動いている姿に好感をもちました」(ママ)
「私も貧血、低血圧だったから朝がしんどかったりフラフラしたりしていました。先生や周りの人に、夜ふかしのせいだとか朝ご飯をちゃんと食べてこないからだとか言われて辛かったな〜」(ママ)
「貧血の生徒がいると、本人も教師もつい『いつものこと』と捉えてしまうけれど、人によって辛さは違うし個人差もあることを再認識できました。周りの人を大切にすることや、自分が頑張りすぎなくてよいことを学べるエピソードだと思います」(先生)
「貧血も個人差がありますが、生理痛もひどい子もいればそうでない子もいます。生理痛の生徒の扱いに悩んでいる先生は少なくありません。特に男の先生にはわかりづらいことなので、休みたい、保健室に行きたいと言われれば、そうさせるしかないけれど、すべてその通りにしていいのか……と。養護教諭としてうまく間に入っていければと思います」(先生)
子どもの頃、体調不良で辛いのに周囲の大人に理解されず苦しかった……という経験をしている人、そしてその記憶が今でも強く残っている人は少なくないようです。
ただでさえも病気の症状でしんどい時に、その辛さを身近な人に理解されないのは体にも心にも大きな負担がかかるもの。
身近な病気であっても自分の経験則や思い込みだけで判断せず、相手に寄り添った対応ができるようになりたいですね。